ジャイアンツ、ボブ・メルビン監督を契約1年残して解任

September 29th, 2025

サンフランシスコジャイアンツは、監督ボブ・メルビンを来季の契約を1年残した状態で解任した。これで、チームは過去3年で2度目の監督交代となる。

メルビンは2023年10月にパドレスから招聘され、地元メンローパーク出身で、かつてジャイアンツの捕手としてもプレーした経歴を持つ。就任当初は「理想的なリーダー」と見なされたが、2年連続でプレーオフ進出を逃し、今季も終盤に失速。最終成績は81勝81敗、在任2年間で通算161勝163敗だった。

球団社長バスター・ポージーは、「オーナーとの協議を経て、きょう本人に解任を伝えた」と発表。「失望とフラストレーションが重なった数カ月で、基準を満たす成績には至らなかった」と述べ、指揮官交代の決断に至ったとした。

今季ジャイアンツは、6月中旬には首位ドジャースに並ぶ勢いを見せ、直後にレッドソックスからラファエル・デバースを獲得するなど、勝負に出た。しかし後半戦は40勝50敗と低迷。トレード期限前後には救援陣や主力外野手を放出し、シーズン終盤の9戦11敗という崩壊で、ワイルドカード争いから脱落した。

守備と投手力を基盤とした再建を掲げ、チャップマン、スネル、アダメスらを獲得するも、攻撃力の不足と先発投手の層の薄さが最後まで響いた。救援陣も後半に崩れ、要所でのリードを守れぬ場面が続出。わずか2ゲーム差でプレーオフを逃したことで、選手たちからも悔しさの声が上がった。

ポージーはこのオフシーズン、新監督を自身の手で選任する方針。後任候補には、スキップ・シューマッカー(前マーリンズ監督)、クレイグ・アルベルナス(ガーディアンズ)、ニック・ハンドリー(元ジャイアンツ捕手)、マーク・ホールバーグ(一塁コーチ)らの名が挙がっている。