圧倒的強肩、アメリカ代表ウィットJr.の連続スーパープレー

2:14 AM UTC

ボビー・ウィットJr.、まさに“Dawg(圧倒的な存在)”だ。

9日(日本時間10日)のワールドベースボールクラシック(WBC)、ライバルのメキシコ戦でアメリカ代表の遊撃手ウィットは、ゴールドグラブ級の守備を遺憾無く発揮。思わず声が上がるようなプレーを2つ連続で見せた。

そのスーパープレーは、同じカンザスシティを拠点とするチーフスのスタークオーターバック、パトリック・マホームズの目にも留まった。

ウィットはショートの深い位置で2度のダイビングキャッチを成功させ、2イニング続けてメキシコ打線の安打を阻止した。四回にはブルージェイズのオールスター捕手アレハンドロ・カーク、五回にはパイレーツ内野手ニック・ゴンザレスの当たりを止めた。

カークのゴロに対しては大きく回り込み、外野の芝生付近まで追ってワンバウンドの打球を捕球。それでもまだ時間があり、足の遅いカークを一塁送球でアウトにした。

ゴンザレスの打球はさらに強烈で、しかも走者は俊足。それでもウィットは打球を止めると、すぐに立ち上がり、一塁へレーザービーム送球。わずかな差でアウトに仕留めた。

Statcast(スタットキャスト)によれば、その送球は手元から時速89マイル(約143キロ)を計測したという。ほんの一瞬前まで一塁とは逆方向に飛んだ遊撃手の送球としては、驚異的な数字だ。

なお、この試合で他競技のスター選手から「Dawg」と称賛された選手はウィットが最初ではない。先発のポール・スキーンズが圧巻の投球を見せた後、NBAスターのケビン・デュラントも同じ言葉で称賛していた。