先輩の背中を追う好投、スプロートがキャリアハイの10奪三振

June 24th, 2026

ブルワーズ2-0レッズ】シンシナティ/グレートアメリカンボールパーク、6月23日(日本時間24日)

ベテランのブランドン・ウッドラフがシリーズ初戦で基準を示した。この日、新人ブランドン・スプロートがやるべきことは、それに続くことだけだった。

「スカウティングレポートはそれだけだったよ。『ウー』(ウッドラフの愛称)がやったことをやってこいってね」とスプロートは語った。

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24時間の間に、2人の右腕はグレートアメリカンボールパークでほぼ同じ投球を披露した。6回無失点、1安打、無四球、10三振。五回終了までノーヒットという点まで一緒だった。

25歳の右腕にとって、10奪三振はキャリア最多。軽いふくらはぎの張りがなければ、80球を超えてさらに投げ続けていた可能性もあった。キャリアベストともいえる好投で、ベテラン右腕の背中を追いかけた。ウッドラフは前日、六回1死で安打を許すまで、レッズの最初の打者16人を連続で打ち取っていた。

スポーツ記録会社のエライアス・スポーツ・ビューローによると、ウッドラフとスプロートは、2試合続けて6回以上を無失点、1安打以下、10奪三振以上を記録したブルワーズ史上2組目のコンビとなった。最初は2020年9月9日と11日に、タイガース戦とカブス戦で記録したコービン・バーンズとウッドラフだった。

好投は伝染する。

「間違いないね。誰かがいい登板をした翌日、投手としてはそういうことがある。ミズ(ジェイコブ・ミジオロウスキーの愛称)でも、ハリー(カイル・ハリソンの愛称)でも、ウーでも、『今日は何が良かったのか。何が見えていたのか』と聞く。そして、それを次の日、自分が先発する時に参考にするんだ」とスプロートは語った。

「このゲームでは何でも伝染する。投球も、打撃も、守備もだ」

同じくエライアスによれば、ブルワーズは2023年7月22日から26日以来となる、5試合連続クオリティースタートを継続している。あすのシリーズ最終戦では、スイープを狙う中、左腕シェーン・ドローハンが先発する。

もしまた接戦になれば、ブルワーズは終盤のやりくりで少し工夫が必要になるだろう。アーロン・アシュビー、アブナー・ウリーベ、トレバー・メギルが、残る3イニングを2安打完封でシャットアウトしたが、負担が蓄積している。

打線は六回、2死からアンドリュー・ボーンが四球を選ぶと、右翼線へのジェイク・バウアーズの三塁打で生還して0-0の均衡を破り、スプロートに勝利をもたらした。

その時点で、スプロートはまだ安打を許していなかった。唯一の傷は、四回2死、カウント1-1からのカーブがレッズの左翼手JJ・ブレデイの後ろ足に当たったことだった。ブレデイは暴投で進塁したが、スプロートがサル・スチュワートをこの夜7個目の三振に仕留めたことで、ピンチを回避した。7奪三振は、昨年9月にこの球場でメッツの一員としてメジャーデビューした際に記録し、ブルワーズ加入後の5月24日ドジャース戦で投げた際にも到達したキャリア最多記録だった。

スプロートは五回を三者凡退に抑える中で8、9個目の三振を奪い、キャリア最多を更新。さらに六回には、先頭に安打を許しノーヒッターは途絶えたものの、イニング最後の打者ブレイク・ダンから空振り三振を奪い、自身初の2桁奪三振を記録した。

「自分にとって本当に助けになっているのは、投手コーチのクリス・フックが、とにかくアスリートらしくいることを一貫して求めてくれていることだ。先日、迷いのない動き(Convicted Athletism)という言葉が使われていたと思う。それによって、マウンド上で自由に動きやすくなる。動作の中で腕が本当にしなるように感じる」とスプロートは語った。

スプロートは次回先発でも同じ考え方を意識するだろう。予定通りであれば、来週ミルウォーキーで再びレッズと対戦する。

「圧倒的で素晴らしかった。今年最高の登板だったし、今年最高の球だった」とブルワーズのパット・マーフィー監督は称賛した。

今回の遠征では、ブルワーズ先発陣の好投が続いており、ブルペン陣を大きく支えているとメギルは語る。

「ブルペンとしては本当にありがたい。今シーズンは(ブルペンを見渡して)『今日は誰がいけるんだ?』と頭を抱えるような週が何回かあった。一瞬『もうダメだ』っていう気持ちになりかけるけど、一息ついて1〜2試合を乗り切れば、先発が6〜8回まで引っ張ってくれて、一気に状況がリセットされて楽になる。先発投手たちに脱帽だ。マウンドで必死に戦い、自分たちのために結果を出してくれている」