新人のヤング、八回途中まで完全試合で初勝利

7得点でアストロズに大勝

August 16th, 2025

アストロズ0-7オリオールズ】ヒューストン/ダイキンパーク、8月15日(日本時間16日)

家族や友人の前で、ブライドン・ヤングが11度目の先発でメジャー初勝利を挙げた。しかも、ただの勝利ではなかった。

ヤングは完全試合まであとアウト4つの八回2死でラモン・ウリアス(皮肉にも今回のトレードデッドラインでオリオールズからアストロズに加入)に内野安打を献上。快挙達成とはならなかったが、7-0の完封勝利の立役者となった。

ウリアスの打球は、マウンドの横を転がる緩いゴロに。ヤングは倒れ込みながら素手で処理したが、送球がそれてしまい、ウリアスは内野安打とともにエラーで二塁へ進んだ。

完全試合について「正直、五回から意識していた」としつつもあくまで「目の前の1球に集中していた」とコメント。その言葉通り、すぐに立ち直り、続くテイラー・トラメルを空振り三振に仕留めて八回を終了。93球6三振で快投を締めくくった。

「特別な夜だった。地元で初勝利を挙げられて、長いイニングを投げられた。(オリオールズは)すごく良いチームで、初勝利まで長い間待たせてしまった。本当に素晴らしい日になったよ」

テキサス州出身のヤングにとっては凱旋試合。特別な思いやプレッシャーについて聞かれると「気にしすぎないで、ただ楽しもうとした」と答えつつも、地元での勝利を喜んだ。「5歳の時から(球場に)来ていたし、何より家族の前で勝つことができてうれしい。ついにこのマウンドに立つことができて、最高の気分だったよ」

打線は四回にコビー・メヨのソロで先制すると、五回にガナー・ヘンダーソンの犠牲フライにエラーが絡み2点を追加。七回にも1点を奪うと、八回にはジェレマイア・ジャクソンのタイムリー、ディラン・カールソンの2ランで計7得点を挙げた。先発全員が安打を記録し、計13安打でアストロズを圧倒した。

最後はヤラミル・ヒラルドが締めくくり完封勝利。ルーキーの圧巻投球でアストロズとのカード初戦を制し、連勝を3に伸ばした。