【ヤンキース0-1レッドソックス】ニューヨーク/ヤンキースタジアム、8月22日(日本時間23日)
レッドソックスの新エース候補、ブライアン・ベヨが大舞台で、そして大事な一戦で輝いた。
シリーズ第2戦、ヤンキースはエース左腕のマックス・フリードが6回を投げ4安打3四球、7三振の無失点という好投を見せた。しかしベヨも、フリードに互角いやそれ以上の「熱い投球」を披露した。
ベヨは7回を投げて3安打1四球、5三振の無失点という完璧な内容。92球のうち61球がストライクという内容で、防御率3.07、今季成績を10勝6敗とした。レッドソックスはこの快投に乗り、宿敵ヤンキースに連勝。レッドソックスがヤンキースに1-0で勝利したのは1994年7月28日以来、実に31年ぶりのことだ。
レッドソックスのアレックス・コーラ監督はこう語った。
「いつも通りの投球だったし、いつものようにこの舞台を楽しんで投げていた」
本塁から60フィート6インチ(約18.44メートル)離れた白い板の上でも「いつも通り」だった。
ベヨは、「ここで投げるのは大好きなんだ。マウンドの感触がとてもいいからね」と笑顔で答えた。
ボストンは『永遠のライバル』との戦いでも好調で、対ヤンキース戦を7勝1敗とし、全13試合のシーズンシリーズ勝ち越しを決めた。
レッドソックスは70勝59敗で、69勝59敗のヤンキースを抑えてア・リーグのワイルドカード首位を走っている。両チームが同率でシーズンを終えた場合、レッドソックスはヤンキースを本拠地に迎えて3戦先勝方式のワイルドカードシリーズを戦えることが確定した。
宿敵ヤンキース相手に高いレベルで戦えている要因は何なのか。
「いつも自分たちが攻める姿勢を持って、先手を取ることを意識している。それがうまくハマって、試合をモノにできているんだと思う」とエース右腕は語った。
スコアカードにゼロが並んでいた試合が動いたのは、七回1死。
代打ナサニエル・ロウが、ヤンキース2番手のライターJrから二塁打を放ち、続くコナー・ウォンが左翼線へ決勝打となるタイムリー二塁打で先制点を奪取。
貴重な1点を救援陣が守り切った。
2020年ルール5ドラフトでヤンキースから移籍したギャレット・ウィットロックが八回、アンソニー・ボルピー、代打ジャンカルロ・スタントンから連続三振で三者凡退に抑えると、九回は守護神アロルディス・チャップマンも三者凡退で2試合連続でセーブをマーク。今季24セーブ目、通算では359セーブ目を挙げた。
伝統のライバル対決4連戦は残り2試合。ア・リーグ東地区の上位争い、そしてワイルドカード争いの上でも譲れない戦いが続く。
