【ホワイトソックス6-7xガーディアンズ】クリーブランド/プログレッシブフィールド、9月15日(日本時間9月16日)
まだ試合終了のゴングは鳴っていない。ア・リーグ中地区3連覇への望みは、力強く生き続けている。
それを裏付けるように、「ロックテンバー」の勢いは増すばかりだ。
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ブライアン・ロッキオが逆方向への2点二塁打を放ち、ガーディアンズは地区首位のホワイトソックス相手に劇的なサヨナラ勝利を収めた。地区優勝を直接争うライバルとの対決を制し、ゲーム差は0.5。争いは激しくなる一方だ。
「スタンドから『ロ・ッ・キ・オ』という大声援が聞こえてくる瞬間は、本当に最高の気分だよ」と本人は笑みを浮かべた。
この日クリーブランドが敗れていれば、差は2.5ゲームに広がっていた。レギュラーシーズン残り10試合という状況を考えれば、ア・リーグのワイルドカード争いへ完全に照準を切り替える時が来ていたかもしれない。
しかし、近年、この時期に勝負強い活躍を見せ、「ロックテンバー」や「プレーオフ・ロッキオ」の異名を得た25歳が、またしても大仕事をやってのけた。
ロッキオは7月2日のホワイトソックス戦でも、同じくグラント・テイラーからサヨナラ2ランを放ち、6-5の勝利をもたらしていた。
「彼がああいう場面で力を発揮することは、打席への入り方や、打席での立ち振る舞いを見れば分かる。重要な場面になればなるほど、完全に自分をコントロールできている」とトラビス・バザーナは話した。
「信じられない」とスティーブン・ボート監督も口を揃えた。
「彼は勝利を強く望んでいる。ああいう場面でも冷静さを失わない。そもそも安打を打つこと自体が非常に難しいのに、あのような状況では決まって結果を出しているように見える。われわれにとって、本当に、本当に大きな瞬間だった」
ロッキオがサヨナラを決めた打席は今季4度、2025年以降では5度となり、いずれもMLB最多だ。今季の4度は、クリーブランドの選手として1987年のコリー・スナイダー(6度)以来の多さとなっている。近年、シーズン終盤に何度も大仕事を果たしているロッキオは、重要な場面になればなるほど、むしろ鼓動がゆっくりになるかのような落ち着きを見せる。
ガーディアンズの選手たちはダグアウトから一斉に飛び出し、左翼の浅い位置でロッキオを囲んでサヨナラ勝利を祝った。そこは、ロッキオが試合前のセレモニーで立っていた場所と近かった。
ガーディアンズが「ノーチェ・ラティーナ(ラテンナイト)」を祝う中、ロッキオはそこでベネズエラ国旗を掲げた。6月に母国が地震で大きな被害を受けたカラカス出身の遊撃手にとって、この日のような瞬間には大きな意味がある。
「本当に特別だ。ベネズエラ人も、ラテン系の選手も、みんなこの競技で一流になるためにここへやって来る。そして、自分の国を最高な形で代表しようとしている」と語った。
ロッキオは、これからも期待に応え続ける。
