【ブルワーズ7-4メッツ】ミルウォーキー/アメリカンファミリーフィールド、8月9日(日本時間10日)
メジャー最高勝率を誇るブルワーズがメッツを7-4で破り、今季3度目の8連勝を達成した。直近27試合で23勝を記録するなど快進撃は止まらず、他に70勝に到達するチームもいない中、今季の戦績を72勝44敗に伸ばしている。
メジャー最高勝率や8連勝、直近27試合で23勝という記録は、決して運だけで達成できる数字ではない。しかし、ブルワーズがナ・リーグ東地区2位のメッツを逆転で下したこの日の試合では、運が大きく作用した。
試合は序盤から一進一退の攻防が続いた。そして3-3の同点で迎えた五回、ブルワーズはフアン・ソトに28号ソロを浴び、勝ち越しを許した。
しかし、ブルワーズは七回に反撃。1死二、三塁のチャンスからサル・フリーリックが叩きつけるようなショートゴロを放つと、三塁走者のブライス・トゥラングが素早いスタートで本塁を陥れた。これで4-4の同点に追いつくと、メッツはたまらずトレードデッドラインで補強したばかりの剛腕ライアン・ヘルスリーを投入。
代わったヘルスリーに対してアイザック・コリンズが放った強烈なゴロは、三塁手ロニー・マウリシオのグラブをはじく強襲のタイムリーヒットに。ブルワーズは5-4と勝ち越しに成功した。
幸運はそれだけにとどまらなかった。続くウィリアム・コントレラスは初球に手を出してライトライナーに倒れ、七回のブルワーズの攻撃は終わったかに思われた。しかし、ライナーがライトのグラブに収まった直後、球審が投手ヘルスリーのピッチクロック・バイオレーションを宣告。投球時にヘルスリーがピッチクロックを超過していたため、1球目は自動でボールとカウントされ、打席は仕切り直しとなった。
仕切り直しとなった直後の2球目、ヘルスリーの100マイル(約160キロ)を捉え、コントレラスは左中間に10号2ラン。ブルワーズは7-4にリードを広げた。
ブルワーズ投手陣はそのリードを守り抜き、7-4で逃げ切りに成功。この日は新人のジェイコブ・ミジオロウスキー、ローガン・ヘンダーソンが立て続けに負傷した影響もあり、急きょトバイアス・マイヤーズが先発に抜擢された。しかし、ブルペン陣が5回2/3を3安打、1失点に抑え、それをカバーする活躍で、ブルワーズは連勝を8に伸ばした。
一方のメッツは泥沼の6連敗。この日はピート・アロンソがダリル・ストロベリーに並んで球団史上最多となる通算252号を放って先制したが、投手陣が持ちこたえられなかった。東地区首位のフィリーズとの差は4.5ゲームに広がっている。
