コールとヒルが離脱したヤンキース 投⼿の緊急補強は困 難か

March 7th, 2024

ヤンキースはゲリット・コール、マックス・フリード、カルロス・ロドン、ルイス・ヒル、クラーク・シュミット、マーカス・
ストローマンと6⼈の先発投⼿を抱えていたが、昨季新⼈王のヒルが右広背筋の故障で離脱し、⼤⿊柱のコールはトミー・ジョン
⼿術で今季絶望に。先発投⼿が余っていた状況から⼀転、駒不⾜に陥ってしまった。しかし、シーズン開幕が近づくこのタイミン
グでの緊急補強は簡単ではない。ブライアン・キャッシュマンGMも「選択肢がほとんどない」と認めている。

キャッシュマンGMは夏場のトレード・デッドラインまで有⼒な先発投⼿の獲得は難しいとの⾒解を⽰している。「獲得可能な先
発投⼿を調査しているが、この時期になると選択肢がほとんどないんだ。通常、トレード・デッドラインが来るまでのあいだは先
発補強の⼤きなチャンスは訪れない」とキャッシュマンGM。「市場には有⼒な先発投⼿は残っていないし、今チーム内にいる選⼿
たちを頼りにするしかない」とコール、ヒルが離脱した⽳は現有戦⼒で埋めていく⽅針を明らかにした。

現有戦⼒で先発ローテーションを賄っていくうえで、JT・ブルベイカーやチェイス・ハンプトンが離脱していることもヤンキ
ースにとっては痛⼿となる。現時点ではオープン戦で好投している若⼿右腕ウィル・ウォーレンが開幕ローテーションに抜擢される
⾒込みだが、それ以外の選択肢となると、マイナー契約のカルロス・カラスコとアラン・ワイナンスくらいしか⾒当たらないのが
実情だ。フリード、ロドン、シュミット、ストローマン、ウォーレンの5⼈で開幕ローテーションを形成することになるが、もう
1⼈故障者が出てしまうと、極めて苦しい状況に追い込まれるだろう。

現在25歳のウォーレンは昨年7⽉にメジャーデビューし、6試合(うち5先発)に登板して0勝3敗、防御率10.32、被打
率.340と全く通⽤しなかった。しかし、今春のオープン戦では4試合(うち3先発)に登板して3勝0敗、1ホールド、防御率
1.54、被打率.103と⾒事な活躍。先発陣の救世主となるような活躍が期待される。