主軸ブライス・トゥラン、左膝痛で離脱 二遊間の主力2人を欠くブルワーズに痛手

1:37 AM UTC

ブルワーズはドジャースとのシリーズ初戦、主力二塁手のブライス・トゥランが、以前から抱えていた左膝の痛みが悪化し、治療とMRI検査を受けるため先発ラインアップから外れた。

昨季プラチナグラブ賞に輝いたトゥランについて、パット・マーフィー監督は「復帰時期は分からない。今のところは一日ごとに状態を見ていく」と説明。セカンドオピニオンを待つ段階だが、「最初の診断ではそれほど心配するようなものは見つからなかった」とし、休養による回復を期待している。

ただ、チームにとってこのタイミングでの離脱は大きな痛手だ。

ブルワーズ打線は直近16試合で8勝8敗、打率.221、1試合平均3.56得点と失速。直前のパドレス3連戦ではスイープを喫し、得点圏で28打数3安打、12三振と沈黙した。その中でトゥランは、チーム最多の523打席でOPS.810、WAR5.3を記録。16盗塁はチーム2位、wRC+124もチーム4位と、攻守でチームを支えていた。

さらに守備面でも痛手は大きい。すでにルーキー遊撃手のクーパー・プラットが太ももの張りで15日間の負傷者リスト入り。守備力を武器とするブルワーズが、二遊間のレギュラー2人を同時に欠く厳しい状況だ。

ドジャースとの第1戦では、パドレス戦で数少ない気を吐いた控え捕手ゲーリー・サンチェスが「3番・一塁」で先発。本来の一塁手アンドリュー・ボーンは三塁を守った。不振のクリスチャン・イエリッチとウィリアム・コントレラスも6、7番に下がるなど、苦しい布陣となった。

マーフィー監督は「ボーンの三塁、ゲーリーの一塁は理想的ではない。守備指標を見ても、素晴らしい守備陣とは言えないだろう。それでもゲーリーは野球選手だ。彼の打撃を外すわけにはいかない。ウィリアムを復調させるには、試合に出すしかない」と説明。「トゥランとプラットを欠く二遊間は厳しい。だが、できることはそう多くない」と、今いる戦力で乗り切る覚悟を示した。