13日(日本時間14日)に開催された「MLB at Field of Dreams Game」(フィールド・オブ・ドリームズ)の試合前セレモニーで、ブライス・ハーパーはフィリーズのチームメート数人とともに、名物のトウモロコシ畑から姿を現した。
しかし、その中でもハーパーが際立っていたのは、トウモロコシを存分に取り入れた特別な装いをしていたためだ。
ハーパーはこの機会を最大限に生かし、トウモロコシをテーマにしたアイテムで全身を固めて登場した。トウモロコシ畑に囲まれた夢のような球場があるアイオワ州ダイアーズビルでの一戦に、まさにふさわしい格好だった。
細部に至るまで、トウモロコシへのこだわりは徹底されていた。腕にはトウモロコシの穂を模した黄色のスリーブを着用。足元には、緑色の靴底を組み合わせてトウモロコシの茎を思わせる特注の黄色いスパイクを履いていた。
トウモロコシをテーマにしたアイテムのなかでも、最高傑作はバットだったかもしれない。本人がNetflixの中継でローレン・シェハディに語ったところによれば、その名も「コーンバット」だ。ビクタス・スポーツがデザインしたこのバットは、片面が深緑色、もう片面が黄色で、バレル部分にはトウモロコシの粒が描かれていた。まるでバットそのものの皮をむいたかのような仕上がりだった。さらにバレルの先端付近にはバターの塊があしらわれ、その中にハーパーのイニシャルが溶けるように刻まれていた。
ハーパーが大舞台で個性と創造性を披露したのは、今回が初めてではない。2019年のフィリーズデビュー戦では、球団を象徴する愛されマスコットへの敬意を込め、特注のフィリー・ファナティック仕様のスパイクを着用した。そのファナティックも試合に先駆けて、アイオワへの遠足を楽しんでいた。
