主砲ハーパー、HRと二塁打3本の活躍

July 10th, 2025

ジャイアンツ0-13フィリーズ】サンフランシスコ/オラクルパーク、7月9日(日本時間10日)

ブライス・ハーパーが躍動した。

ジャイアンツとのシリーズ第3戦で「3番・ファースト」で先発出場したハーパーは6打数4安打3打点の活躍で、13-0の完封勝利に貢献し、チームはスイープを回避した。

まず四回、先頭のハーパーはジャイアンツ先発バーランダーのカウント1-1から外角球をレフトへソロアーチを運んだ。6月30日に負傷者リストから復帰後初の長打で、6月3日以来の本塁打となった。

フィリーズは第2戦で、ジャイアンツの捕手パトリック・ベイリーにランニング3ランを打たれ、悔しいサヨナラ負けを喫したが、主砲ハーパーの復調弾が重苦しいムードを吹き飛ばした。

六回には再びバーランダーから外角のチェンジアップを左翼線に運ぶ二塁打でお膳立てをすると、八回も先頭で二塁打を放ち、ビッグイニングの足がかりを作った。打者1巡で回ってきた第5打席も二塁打を放ち、昨年9月10日以来の1試合3本以上の長打という大活躍だった。

「改めて自分はすごい選手だと思った。こんなこと言うと、『何言ってんだ?』って思う人もいるだろうけど、調子がいいときは、メジャーでトップクラスの選手の一人だと分かっている。今は健康だし、調子もいいし、気分も最高だ。とはいえ、まだカウントを有利に運べない打席も多い。みんなもそう思っているだろう。もう少しのところなんだ。でも今までで一番強く感じてるし、今日みたいに逆方向に打てたことも大きい。他の球場だったらホームラン3本だったかもね」とハーパーは楽しそうに振り返った。

先発のヘスス・ルサルドは7回3安打無失点、7三振1四球と圧巻の投球をみせた。今季、前半11試合で5勝0敗、防御率2.15とサイ・ヤング候補の快投を見せたが、その後2試合で20失点と大崩れしていた。

不調の原因は相手チームに球種を見抜かれていると疑い、フォーム修正したことにあった。その影響で安定感に欠く登板が続いていたが、マウンドで復活の狼煙を上げ、チームに勝利をもたらした。

「メッツも結果を出してるし、われわれも同じように一戦一戦、大事に戦っていかないとね。落ち込んでる暇なんてないよ」とハーパーは次戦を見据えた。