【エンゼルス5-1レイズ】アナハイム/エンゼルスタジアム、8月4日(日本時間5日)
エンゼルスの菊池雄星(34)が6回4安打1失点、7三振の力投で5勝目をマークした。初回に連続安打から犠牲フライで先制を許すもそこから立て直し、レイズ打線を封じ込めた。これで防御率は3.22となった。
「素晴らしかった。あそこ(無死一、三塁)から1点だけで抑えたのは流石だったし、最初の三回を切り抜けて、そこから六回まで投げきった。イニングを重ねるごとに良くなっていったように見えたよ」とレイ・モンゴメリー監督代行は称賛した。
打線はベテランと若手が奮起。テイラー・ウォード(31)が通算14度目、今季2度目の3安打を達成し、2打点をマークすれば、ルーキーのブライス・ティオドシオ(26)がメジャーで初となるマルチヒット(3打数3安打)の活躍を見せ、シリーズ初戦の勝利に貢献した。
「最高だったよ。活躍できて嬉しかったけど、何よりも大きいのは勝てたことだ。総じてすごく良い試合になったね」とルーキーは手応えを語った。
前日の試合でサヨナラ弾を放ったウォードはこの日も大活躍。二回の先頭打者として安打で出塁すると、続くジョー・アデルの22号2ランで先制のホームを踏んだ。その後、三回には2点タイムリーを放ち、貴重な追加点をマークした。
一方、センターでの守備を評価されて昇格したティオドシオだが、この日は打撃でも実力を示した。二回にヒットを放ち、四回には内野安打で出塁後に盗塁を決めると、六回には自身初の長打となる二塁打をマーク。そのままザック・ネトの二塁打でホームインし、移籍後初登板だったエイドリアン・ハウザーを降板させた。
「攻守で貢献できると素晴らしい。彼(ティオドシオ)は守備と走塁が持ち味なのはわかっているけど、それに加えて3安打だからなおさら良いね」とモンゴメリー監督代行も称えた。
ティオドシオは、ハウザーのシンカーを警戒しつつ、高めのストライクゾーンをシンプルに狙っていこうと決めていたという。これまであった数少ないメジャーの舞台ではなかなか結果が出なかったが、3Aでは16試合で打率.321、出塁率.368、長打率.511、4三塁打、5二塁打、1本塁打と結果を残していた。
「高めのボールを見極めて、シンプルにセンター方向を意識していた。打撃は”伝染”するもので、誰かが良いスイングをしていると自然と他の選手も乗ってくる。チーム全体で打つことができてよかった」とティオドシオは語った。
この勝利でエンゼルスは今季55勝58敗とし、55勝59敗のレイズを上回った。ア・リーグのワイルドカード3枠目の座を争うマリナーズとは5ゲーム差となっている。
