サンチェス苦戦も粘投&打線爆発 ヤンキース相手に「自信になる」勝利

July 27th, 2026

ヤンキース4-11フィリーズ】フィラデルフィア/シチズンズバンクパーク、7月26日(日本時間27日)

フィリーズには、この日のような試合が必要だった。

序盤にブライソン・ストットが本塁打を放ち、三回には、2死満塁からアレク・ボームが走者一掃の二塁打を放った。そして、その3イニング後には、ストットも2死満塁から走者一掃の二塁打を放った。

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ただ何よりも、勝つことが必要だった。

フィリーズはホームでヤンキースに大勝。連敗を4で止め、同一カード3連敗を免れた。現在プレーオフ圏内にいるチームを相手にした、フィリーズにとっては貴重な勝利だった。

この日はダブルエースの一角、クリストファー・サンチェスが珍しく制球に苦しんだが、粘り強く投げ切り試合を作った。6回、6安打、6三振、3失点という内容で、3四球は4月30日以来の多さとなった。また、今季ここまでわずか1個だった暴投を、この試合だけで2個記録した。

自責点3を許したことで、本拠地での連続先発試合を自責点2以下に抑える記録は25で途切れた。ホームで3自責点以上を許したのは、昨季の4月6日以来。この25試合では14勝1敗、防御率1.36という圧倒的な成績を残していた。

開幕から9勝19敗でロブ・トムソン監督の解任につながった序盤戦からは立て直したものの、フィリーズが挙げた勝利の大半は、10月まで戦う可能性が低いチームを相手にしたものだった。この日の勝利を含んでも、現在プレーオフ圏内にいる他の11球団との対戦成績は13勝27敗にとどまっている。

現時点でプレーオフ圏内のチームを相手に、フィリーズより悪い成績を残しているのは、ロッキーズ(14勝30敗)、メッツ(14勝30敗)、ロイヤルズ(13勝35敗)だけだ。この3球団はいずれも地区最下位に沈んでいる。

しかし、57勝49敗のフィリーズは最下位に甘んじるようなチームではない。ワールドシリーズ制覇を目指し、現在はナ・リーグのワイルドカード第2枠を確保している。さらに、ナ・リーグ東地区ではブレーブスを追い抜くことも諦めていない。

フィリーズはどのチームとも互角に戦えると信じているが、現時点でそれを証明できているとは言い難い。ドジャースとの2カードはいずれも負け越し。ブレーブスには1勝5敗、カブスには1勝6敗、ブルワーズには1勝2敗となっている。

もっとも、レギュラーシーズンに相手を破った経験は、10月の戦いでも本当に意味を持つのだろうか。

「強いチームと対戦し、カードで勝ち越すことができれば、自信になると思う」と、遊撃手トレイ・ターナーは語った。

もちろん、ヤンキースとの最初の2試合でわずか1得点に終わったため、すでに今カードの勝ち越しは不可能だった。オールスターブレイク明けから3カード連続で負け越し、9試合のうち5試合で1得点以下に抑えられていた。

しかし、この日は違った。

「このチームは、3試合、4試合、5試合、あるいは一定期間うまくいかなかったからといって、諦めるような若いチームではない。彼らは戦うことをやめない。まだ先は長いと理解している」と、ドン・マッティングリー暫定監督は語った。