ベテラン左腕シールバーがカブス残留、1年契約で合意

今オフの重要課題であるブルペンの補強が続く

December 16th, 2025

カブスは今オフ、ブルペン補強を継続しており、16日(日本時間17日)には左腕ケイレブ・シールバーと1年契約で再契約を結ぶことで合意したことが明らかになった。MLB.comのマーク・フェインサンド記者が関係者から得た情報として伝えている。なお、身体検査の結果待ちのため、球団からの正式発表はまだ行われていない。

38歳のシールバーは今季、カブスの主力リリーフ投手の1人として活躍し、自己最多タイの67試合に登板。58イニングを投げ、防御率2.64、56三振、13四球と安定した働きを見せた。昨季終了後にツインズからフリーエージェント(FA)となり、昨年12月に1年契約でカブスに加入した。

シールバーのほか、ドリュー・ポメランツやブラッド・ケラーもFAとなり、アンドリュー・キットリッジがトレードでオリオールズに戻ったため、今オフのカブスはリリーフ投手が重要な補強ポイントとなっていた。

カブスはすでに4人の投手をブルペンに加えており、右腕フィル・メイトンを2年契約、左腕ホビー・ミルナーを1年契約で獲得。さらに、右腕コリン・スナイダーとマイナー契約を結んだ。メイトンとミルナーの加入はすでに正式発表されている。

1月31日に39歳の誕生日を迎えるシールバーは、メジャー通算414試合に登板して防御率3.26を記録。カブス加入前は、8シーズンにわたってツインズでプレーし、347試合に登板した。ブルワーズ、パドレス、マーリンズ、タイガース、ブレーブスにも在籍経験があるものの、いずれの球団でもメジャーではプレーしていない。