投手PCA&捕手スキーンズでノーヒッター?12年ぶりに代表で再会
ピート・クロウ=アームストロングとメイシン・ウィンがマウンドに立ち、継投によるノーヒットノーラン。そして捕手として投球を受けるのは、ポール・スキーンズ。これは決して異世界の話ではない。 カブスの中堅手、カージナルスの遊撃手、そしてパイレーツのエース右腕――それぞれがメジャーで名を刻むはるか前、3人はアメリカ代表U-12の仲間だった。 2014年、メキシコで開催されたCOPABEパンアメリカン選手権。12歳以下代表として銀メダルを獲得したその大会で、クロウ=アームストロングとウィンは継投によるノーヒットノーランを達成した。そして、その快挙を陰で支えていたのが、マスクをかぶったスキーンズだった。
タティスJr.王座奪還へ、侍ジャパンは「エグい。でも俺たちが勝つ」
侍ジャパンは、2023年の優勝を支えた大谷翔平、山本由伸、村上宗隆、岡本和真ら多くの主力を擁し、再びワールドベースボールクラシック(WBC)の舞台に戻ってくる。 フェルナンド・タティスJr.はそのことを理解しつつも、まったく動じていない。 「彼らはエグい。でも俺たちが勝つね」と、タティスは17日(日本時間18日)に報道陣に語った。 パドレスのスターは、ドミニカ共和国代表としてWBCデビューを果たす予定だ。2023年大会は薬物規定違反による80試合の出場停止処分中だったため、出場資格がなかった。
ツインズがドジャースから救援左腕バンダをトレードで獲得
ツインズは12日(日本時間13日)、左腕アンソニー・バンダを国際ボーナスプールマネーとの交換でドジャースから獲得したと発表した。40人枠に空きを作るため、右腕ジャクソン・コワーがDFA(=選手をロースターの40人枠から外す措置)となった。 ※国際ボーナスプールマネー(international bonus pool money):MLB球団が海外の若手・アマチュア選手と契約する際に支払える契約金の合計上限額。各球団のマーケット規模や売上などに応じて定められる。 バンダは先週、ドジャースがレッズからベン・ロートベットをウェーバーで獲得した際にDFAとなっていた(ロートベットもその後再びDFA)。 【トレード詳細】 ツインズ獲得:アンソニー・バンダ(左投手) ドジャース獲得:国際ボーナスプールマネー これまでも多くの球団を渡り歩いてきたバンダは、今回でメジャー13球団目となり、トレードは通算7度目だ。ツインズにとっては、ここ数週間で獲得した4人目のベテラン救援投手となる。1月23日にテイラー・ロジャースと1年契約を結び、11日夜にはリアム・ヘンドリクス、ジュリアン・メリーウェザーともマイナー契約を締結していた。 バンダは過去2年、ドジャースのブルペンで重要な役割を担い、119試合(うち3先発)で114回2/3を投げ、防御率3.14、111奪三振を記録。両年ともワールドシリーズ制覇を経験し、ポストシーズンでは計17試合に登板した。
2つの予測システムを比較、2026年の注目予想5つ
当たり前だが、野球を予測することは難しい。各チームがどのような成績を残すか正確に知ることができるのは、シーズンが終わった時のみだ。それでも、開幕前に膨大なデータと解析システムにより、予測をすることはできる。 その中の一つで、選手のパフォーマンスを予測するシステムPECOTAが、2026年シーズンの予想順位およびプレーオフ進出確率を発表した。これは今月初めに公開されたファングラフス(FanGraphs)の予測に続くものである。 両者は多くのチームに関しておおむね一致しているが、すべての見解が同じというわけではない。PECOTAの予測を確認し、ファングラフスと比較した上で、来季に向けて浮かび上がる5つの重要な問いを挙げていく。
ブレーブスがシーズン序盤の控え捕手を確保、ハイムと1年契約
10日(日本時間11日)、ブレーブスはジョナ・ハイムと1年契約を結んだことを発表した。ブレーブスは控え捕手のショーン・マーフィーが右股関節の手術の影響でシーズン開幕に間に合わない見込み。1年125万ドル(約1億8750万ドル)で加入したハイムは、マーフィー復帰後の立場が不透明ではあるものの、少なくともシーズン序盤は控え捕手としてプレーすることになりそうだ。 ブレーブスのウォルト・ワイス監督は「彼は2023年のレンジャーズのワールドシリーズ優勝メンバーだ。勝利の実績を持つ選手を獲得できたことには大きな意味がある。素晴らしい補強だと思う」と語り、ハイムの加入を歓迎。マーフィー離脱中は正捕手のドレイク・ボールドウィン(昨季の新人王)が多くの試合でスタメンマスクを被ることが予想されていたが、レンジャーズで正捕手を務めた実績を持つハイムが加入したことで、ボールドウィンの負担も大きく軽減される。 30歳のハイムは2023年に打率.258、18本塁打、95打点、OPS.755と自己最高の成績を残し、オールスター初選出。ゴールドグラブ受賞に加え、オールMLBのセカンドチームにも選出された。
補強ほぼ無しのヤンキース、新シーズンへ進化の余地は?
ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMは、新シーズンに向け、チームの顔ぶれは大きく変わっていなくても、結果を変えることができると考えている。 今オフ、ヤンキースが行なった目立った補強は投手のライアン・ウェザーズのみ。しかし、「ブルージェイズに敗れたチームのままだ」という指摘に対して、同GMは「同じロースターではないと思っている」と違った見方をしている。 「同じチームでやり直している、という意見には賛成できない。われわれが持っている質と才能のあるロースター(メンバー編成)で戦うことに不安はない。その姿勢はこのオフを通じて一貫している。『このチームは優勝できるレベルではない』と言う人がいれば、いくらでも議論するつもりだ」 2026年に向けて、キャッシュマンGMの主張が正しいことを示し、ヤンキースが昨季から進化を遂げることのできる要素はいくつかある。躍進の鍵となるポイントは、次の3つだ。
ベルトランがメッツ史上3人目の殿堂入り選手に
トム・シーバー。マイク・ピアッツァ。そしてカルロス・ベルトラン。 ベルトランは7月26日にクーパーズタウンで殿堂入りを果たす際、殿堂入りのプラークにはメッツの帽子を刻むことを選択した。メッツの選手として殿堂入りを果たすのはシーバー、ピアッツァに続いて3人目となる。 メジャー20年間で7チームに所属したベルトランは、自身の殿堂入りについて「これは自分だけで成し遂げたことではない。所属したすべてのチームが僕のキャリアを形作ってくれた。すべてのチームに感謝しているよ。メッツでは、個人的に最高の成長と成功を経験することができた。殿堂入りのプラークにメッツのロゴが刻まれることを光栄に思う。そして、所属したすべてのチームの名前が刻まれることを誇りに思う」と語った。 3日(日本時間4日)、米野球殿堂博物館は2026年度の殿堂入り選手3人が選んだ帽子のロゴを発表した。 1月20日に全米野球記者協会(BBWAA)の投票でベルトランとともに選出されたアンドリュー・ジョーンズはブレーブスのロゴを選択。一方、昨年12月に時代委員会の投票によって選出されたジェフ・ケントはジャイアンツのロゴを選んだ。
エドウィン・ディアス、悪夢の’23年大会から復活 プエルトリコ代表に復帰
2023年のワールドベースボールクラシックで不運な負傷に見舞われ、シーズンを棒に振ってから3年。エドウィン・ディアスが、再びプエルトリコ代表ユニフォームに袖を通す。
強打者ソトがワールドベースボールクラシックのドミニカ共和国代表入り
ドミニカ共和国代表は今年のワールドベースボールクラシックに向けて、メジャーの舞台で活躍するスター選手たちをすでに多く集めている。 しかし、1日(日本時間2日)には最大のスター選手のメンバー入りが発表された。メッツの強打者フアン・ソトがワールドベースボールクラシックに出場する意向を正式に表明したのだ。
ヤンキースが救援右腕シビリを獲得 有望株ラムフィールドをロッキーズに放出
ヤンキースはロッキーズから救援右腕アンヘル・シビリを獲得し、強力なブルペン陣を補強。対価として一塁手の有望株TJ・ラムフィールドを放出した。 トレード詳細 ヤンキース獲得: 右腕アンヘル・シビリ ロッキーズ獲得: 一塁手TJ・ラムフィールド(MLBパイプラインによればヤンキースの球団22位有望株)
FAで現役続行のシャーザー、開幕後の契約も視野に
サイ・ヤング賞3度のマックス・シャーザーは、2026年も現役続行の意思を明確にしている。FAとなった右腕は、キャリアを託すのにふさわしい「最適な機会」を待つ構えだ。 シャーザーは22日、米メディア『The Athletic』に対し、現在は健康で、いつでも契約できる状態にあるとした上で、希望する球団に空きが生まれるのであれば、開幕後まで待つこともいとわない考えを明かした。
マーリンズがトレードで右腕ブレイロックを獲得
20日(日本時間21日)、マーリンズはマイナーリーグの右腕ジェイク・ブルックスとのトレードでロッキーズから右腕ブラッドリー・ブレイロックを獲得した。ブレイロック獲得に伴い、ロースターの枠を空けるために右腕オスバルド・ビードのDFA(=選手をロースターの40人枠から外す措置)が発表されている。 25歳のブレイロックは、15日(同16日)にロッキーズが右腕マイケル・ロレンゼンと1年800万ドル(約12億円)の契約を正式に結んだ際、ロースターの枠を空けるためにDFAとなっていた。
ブルージェイズのクレメント、ワールドベースボールクラシック米国代表に
ブルージェイズで記録的なポストシーズンを終えた内野手アーニー・クレメントが、2026年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の米国代表に加わると、米国チームが13日にSNSで発表した。 ニューヨーク州ロチェスター出身のクレメントにとって、これ大会初出場となる。
バクストン、ワールドベースボールクラシック初出場へ
ツインズの外野手バイロン・バクストンが、2026年ワールドベースボールクラシックの米国代表メンバーに追加された。 米国野球連盟が12日(日本時間13日)、SNSでバクストンの参加を発表した。今回が初出場となる。
22歳、ハリー・フォード、ワールドベースボールクラシックに英国代表で出場表明
2023年ワールドベースボールクラシックで、英国代表として鮮烈な活躍を見せ、野球界にその名を知らしめてから3年。ハリー・フォードが、再び大舞台に戻ってくる。 アトランタ生まれのフォードは、両親がともに英国出身のため二重国籍を持つ捕手。2026年WBCでも、再びグレートブリテン代表としてプレーする意向を明らかにした。
ブルージェイズ、ドジャース、メッツがタッカーと面会
カイル・タッカーの市場は、ここ1週間で明確になり始めている。獲得候補に挙がっているチームは、ブルージェイズ、ドジャース、メッツの3球団。MLBネットワークラジオに出演したジム・デュケット記者は、タッカーは3球団と面会(対面あるいはオンラインで)を済ませたと伝えてた。
FAの外野手ケプラーが禁止薬物使用で80試合の出場停止処分
9日(日本時間10日)、コミッショナー事務局は、フリーエージェントの外野手マックス・ケプラーがMLBの共同薬物防止治療プログラムに違反し、パフォーマンス向上薬エピトレンボロンの検査で陽性反応が出たため、80試合の出場停止処分を受けたと発表した。 ケプラーは昨季、1年1000万ドル(約15億円)の契約でフィリーズに加入し、11月にフリーエージェント(FA)となって退団。今季球団と契約した場合、ケプラーはPED処分で80試合は出場停止となり、さらにポストシーズンでもプレーできない。 2月に33歳になるケプラーは昨季、127試合で打率.216、出塁率.300、長打率.391、18本塁打、52打点をマーク。フィリーズに加入するまではツインズで10シーズンを過ごしていた。ドイツ生まれのケプラーは、ツインズ時代にシーズン20本塁打を3度記録。特に2019年は36本塁打、90打点、OPS.855とキャリアイヤーとなる活躍だった。 ケプラーは通算11シーズンで、打率.235、出塁率.316、長打率.425、179本塁打、560打点を残していた。
強打の内野手・ビシェットの争奪戦がいよいよ本格化か
ブルージェイズ残留の可能性が消えつつある中、ボー・ビシェットをめぐる争奪戦が本格化している。特に強い関心を示しているのはフィリーズ、ヤンキース、カブスの3チームだ。 ジ・アスレチックのマット・ゲルブ記者とケン・ローゼンタール記者によると、フィリーズの関係者は数日以内にビシェットとのオンライン面談を実施する予定。注目すべきはフィリーズがベンチコーチとしてドン・マティングリーをチームに迎え入れたことだ。マティングリーは過去3年間、ブルージェイズでベンチコーチを務めたため、すでにビシェットと良好な関係を築いている。
ブッシュがカブスで最重要打者の理由
見事なブレイクを果たしたものの、2025年のマイケル・ブッシュにスポットライトがあまり当たることはなかった。 シカゴ・ノースサイド(北側)での当初の注目は、オフシーズンのトレードで加入したカイル・タッカーの潜在的なインパクトに集まっていた。前半戦が進むにつれて、ピート・クロウ・アームストロングのブレイクの方がはるかに注目された。そしてオールスターのロースターが発表された際も、カブスの選出漏れに関する議論のほとんどは、ブッシュではなく鈴木誠也の落選に向けられていた。 しかし、2026年を見据えるとブッシュはチームにとってより重要な存在になるはずだ。実際、カブス打線における最重要打者となるかもしれない。その理由は以下の通りだ。
ジャイアンツが右腕タイラー・マーリーと1年契約で合意(関係者取材)
ジャイアンツが右腕タイラー・マーリーと1年契約で合意を31日(日本時間1月1日)、MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者が伝えた。 球団からの公式発表はされていない。
エンゼルス、ベテラン救援イェーツと1年契約合意報道
MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者によると、右腕救援投手のカービー・イェーツとエンゼルスが1年契約で合意した。球団からは公式発表されていない。第一報は7ニュース・ボストンのアリ・アレクサンダー記者だった。
右腕エフリンが1年契約でオリオールズ残留へ
MLB.comでオリオールズを担当するジェイク・リル記者が関係者から得た情報によると、オリオールズは右腕ザック・エフリンと1年1000万ドル(約15億円)の再契約を結ぶことで合意に至ったようだ。2027年の契約は相互オプション(球団と選手の双方に選択権あり)となっている。なお、まだ球団からの正式発表は行われていない。
ドジャースの3連覇の成否を分ける3つの要因
ドジャースは連覇を達成し、野球界で最も困難なハードルの一つを乗り越えた。そして今、視線はさらに稀な挑戦、すなわち「3連覇」へと向けられている。 ドジャースにはそれを成し遂げるだけの才能がある。しかし、過去に連覇を果たした他のどのチームについても、同じことが言えたはずだ。それにもかかわらず、MLBの歴史において3連覇を達成したのは、ヤンキース(1936-39年、49-53年、98-2000年)とアスレチックス(1972-74年)のわずか2球団しか存在しない。 2026年を見据えると、ドジャースの3連覇への挑戦が結実するかどうかは、いくつかの重要な要因が有利に働くかどうかにかかっている。
ベテラン左腕シールバーがカブス残留、1年契約で合意
カブスは今オフ、ブルペン補強を継続しており、16日(日本時間17日)には左腕ケイレブ・シールバーと1年契約で再契約を結ぶことで合意したことが明らかになった。MLB.comのマーク・フェインサンド記者が関係者から得た情報として伝えている。なお、身体検査の結果待ちのため、球団からの正式発表はまだ行われていない。
ブレーブスが正遊撃手を確保、キム・ハソンと再契約
金河成(キム・ハソン)がブレーブスに復帰することが決まった。15日(日本時間16日)、ブレーブスは1年2000万ドル(約30億円)で再契約を結んだことを発表した。 30歳のキムは今季終了後、年俸1600万ドル(約24億円)の選手オプション(=選手側に選択権がある契約条項)を破棄してブレーブスからフリーエージェント(FA)となった。このオプションは、昨オフにレイズと結んだ契約に付属していたものだ。キムは今季レイズの一員としてスタートし、9月1日にウエーバーでブレーブスへ移籍した。 韓国出身のキムにとって、今季はフラストレーションのたまるシーズンだった。昨年10月に受けた右肩手術の影響で、今季は大幅に出遅れることになり、7月にようやくレイズデビュー。しかし、右ふくらはぎ痛を抱えながらのプレーを強いられ、2度の負傷者リスト入りがあった。