ジャイアンツが右腕タイラー・マーリーと1年契約で合意を31日(日本時間1月1日)、MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者が伝えた。
球団からの公式発表はされていない。
2025年シーズンもマーリーにとってはケガに悩まされる1年だった。過去3年間で先発登板はわずか24試合にとどまり、その期間の大部分はトミー・ジョン手術からの回復に費やされた。2025年は右肩の疲労が原因で、3カ月以上も負傷者リスト(IL)入りしていた。
IL入り前後は非常に効果的な投球を見せた。奪三振率(19.1%)こそ手術前の数字(24.9%)を下回ったものの、31歳の右腕は安定していた。
レンジャーズで86回2/3を投げて防御率2.18を記録。これは15試合以上に先発した投手の中で、ネイサン・イオバルディ、トレバー・ロジャース、ポール・スキーンズに次ぐ4位の成績だ。
マウンドに上がることができれば、マーリーは平均以上の先発投手だった。2020年の開幕以来、473回1/3を投げて防御率3.61(ERA+121)、FIP(守備力を排除した投球指標)3.77を記録している。
カリフォルニア出身の右腕は、レッズ時代の2021年に最高のフルシーズンを送り、自己最多の180イニング、210三振、防御率3.75(ERA+125)をマークした。IL入りしなかったのは、その年が最後だ。
レッズは2022年のトレード期限前にマーリーをツインズへ放出したが、ケガの影響でツインズのユニホームでの先発は9試合にとどまり、23年終了後に初めてフリーエージェント(FA)となった。
トミー・ジョン手術のリハビリ中だった2023年12月、マーリーはレンジャーズと2年総額2200万ドル(約33億円)の契約を結んだ。2024年終盤にメジャー復帰し、25年はローテーションの一角として迎えた。
マーリーは今オフ、ジャイアンツが契約した2人目のFA先発投手となる。12月19日に2年総額2200万ドル(約33億円)で契約した右腕エイドリアン・ハウザーに続く補強だ。ハウザーとマーリーは、ローガン・ウェブ、ロビー・レイ、ランデン・ループらの現有戦力に加わることが期待される。
ジャイアンツには、さらなる層の厚みをもたらす可能性のある若手先発投手も数名いる。ヘイデン・バードソング、カーソン・ウィゼンハント、トレバー・マクドナルド、ブレイド・ティドウェルらがその候補だ。

