トム・シーバー。マイク・ピアッツァ。そしてカルロス・ベルトラン。
ベルトランは7月26日にクーパーズタウンで殿堂入りを果たす際、殿堂入りのプラークにはメッツの帽子を刻むことを選択した。メッツの選手として殿堂入りを果たすのはシーバー、ピアッツァに続いて3人目となる。
メジャー20年間で7チームに所属したベルトランは、自身の殿堂入りについて「これは自分だけで成し遂げたことではない。所属したすべてのチームが僕のキャリアを形作ってくれた。すべてのチームに感謝しているよ。メッツでは、個人的に最高の成長と成功を経験することができた。殿堂入りのプラークにメッツのロゴが刻まれることを光栄に思う。そして、所属したすべてのチームの名前が刻まれることを誇りに思う」と語った。
3日(日本時間4日)、米野球殿堂博物館は2026年度の殿堂入り選手3人が選んだ帽子のロゴを発表した。
1月20日に全米野球記者協会(BBWAA)の投票でベルトランとともに選出されたアンドリュー・ジョーンズはブレーブスのロゴを選択。一方、昨年12月に時代委員会の投票によって選出されたジェフ・ケントはジャイアンツのロゴを選んだ。
ジョーンズのブレーブス、ケントのジャイアンツは当然の選択と言える。しかし、ベルトランの殿堂入りが決まったあと、ベルトランがどのチームを選ぶかは注目の的となっていた。現役時代はロイヤルズとメッツでそれぞれ7年間プレー。アストロズ、ジャイアンツ、カージナルス、ヤンキース、レンジャーズにも在籍した。
ベルトランはそれぞれのチームで印象的な活躍を見せたが、メッツを選択したことを否定するのは難しい。オールスター選出9度のうち5度はメッツ時代で、3度のゴールドグラブ賞と2度のシルバースラッガー賞もすべてメッツ時代に受賞したものだ。出場試合(839)、本塁打(149)、総合指標WAR(31.1=ベースボール・リファレンス版)もメッツ時代が最も多い。
2026年度の殿堂入り選手は、7月26日にニューヨーク州クーパーズタウンで正式に殿堂入りを果たす。殿堂入りセレモニーの前に各選手の殿堂入りプラークが披露され、セレモニーでは各選手がスピーチを行う。なお、2026年度の殿堂入りセレモニーはMLBネットワークで生中継される予定だ。
