FAで現役続行のシャーザー、開幕後の契約も視野に

January 23rd, 2026

サイ・ヤング賞3度のマックス・シャーザーは、2026年も現役続行の意思を明確にしている。FAとなった右腕は、キャリアを託すのにふさわしい「最適な機会」を待つ構えだ。

シャーザーは22日、米メディア『The Athletic』に対し、現在は健康で、いつでも契約できる状態にあるとした上で、希望する球団に空きが生まれるのであれば、開幕後まで待つこともいとわない考えを明かした。

こうした選択には前例がある。ロジャー・クレメンスは2006年と2007年に、いずれも5月まで契約を待ってからそれぞれアストロズ、ヤンキースと契約。ペドロ・マルティネスも2009年に同様の道をたどり、7月にフィリーズと契約している。

来季はメジャー19年目で、41歳のシャーザーは具体的な球団名こそ挙げなかったものの、2026年に自身4度目となるワールドシリーズ制覇を狙えるチームを視野に入れているのは間違いないだろう。

2025年はブルージェイズで1年1550万ドル(約24億4900万円)の契約を結びプレーしたが、2年連続で負傷に悩まされ、レギュラーシーズンは自己ワーストとなる防御率5.19と苦しい内容に終わった。

それでもポストシーズンでは先発ローテーションの一角として安定感を見せ、3試合に先発して防御率3.77を記録。ドジャースとのワールドシリーズ第7戦では、4回1/3を1失点に抑える力投を見せた。トロントはロサンゼルスに惜敗し、シャーザーは3つ目の指輪を逃したが、その悔しさが、少なくとももう1年現役を続ける決断を後押ししたのかもしれない。