カージナルス、ドジャース相手に5得点零封

勝率5割超えチームに勝負強さ見せる

June 7th, 2025

金曜日、本拠地ブッシュ・スタジアムでドジャースに5-0の完封勝利。今季は育成の年になると予想されていたカージナルスだが、好調チームを次々と撃破し、引き続きその実力を証明している。

雨により開始が遅れた試合は、二回にペドロ・パヘスが先制2ランを放つと、五回にブレンダン・ドノバンが2点適時打。先発のソニー・グレイは6回1/3を無失点に抑え勝利に貢献した。

「正直、相手が誰かなんて気にしていない」とパヘスは語る。128メートルの特大弾の後、自身MLBキャリア初となるバットフリップも披露。「他のチームを軽んじるわけではないが、自分たちは毎日全力で戦うだけだ。いいチームだし、ハングリーな集団。誰が相手でも関係ないよ」。

直近6試合で4敗していたカージナルスだったが、グレイがエースにふさわしい投球を披露。8安打されるも5三振を奪い、6球種全てで空振りを奪った。これで連続無失点イニングは13回1/3となっている。

「真のエースとして仕事をしてくれた。1球目から集中し、走者を背負いながらも必要な場面でしっかりと抑えてくれた。10者連続アウトの場面もあったし、要所を締める投球だった」とオリバー・マーモル監督も絶賛。

この勝利で、カージナルスは勝率5割以上の相手に対して21勝14敗。これはドジャースより3勝、ナ・リーグ中地区首位のカブスより5勝多い。

グレイは決め球のスイーパーを中心に、ドジャース打線にシンカー22球、カットボール17球、フォーシーム17球、カーブ12球、スイーパー11球、チェンジアップ10球とバランスの良い配球が光った。

「この打線には隙がないし気を抜ける打順はない。三者凡退で簡単に片付けられることはないし、どこかでピンチは来る。だからこそ一球一球しっかり投げるしかない」とグレイは振り返った。

パヘスの2ランはドジャース左腕ジャスティン・ロブレスキーから放った文句なしの一発。2点タイムリーでリードを広げたドノバンはここまで打率.315でリーグ4位、73安打は2位、19二塁打は3位と素晴らしい成績を残している。

七回からは左腕ジョジョ・ロメロが登板し、大谷翔平を併殺打に打ち取った。遊撃手メイソン・ウィンの143キロの一塁への送球が際立った。さらにノーラン・アレナドは三塁ファウルゾーンでスライディングキャッチを見せ、失点の芽を摘んだ。バックも投手陣の好投に応え、チーム全体でアウトを積み重ねた。

「ウィンのプレーは素晴らしかった。あの併殺は誰にでもできるものじゃない」とマーモル監督。「アレナドのファウルゾーンでの守備も見事だった。うちはMLB最高の守備陣を持っていると今夜も証明できた」。

フィル・メイトンは八回に登板し、ムーキー・ベッツとフリーマンに出塁を許しながらも、テオスカー・ヘルナンデスとマックス・マンシーを連続三振で抑えピンチを切り抜けた。

「ここ数日でスイーパーがようやく本来のキレを取り戻すことができた」とメイトン。「カーブもうまくコントロールできたし、全ての球種に自信があった。スイーパーを決め球にすることができた」。