【ホワイトソックス2-10ヤンキース】シカゴ/レイトフィールド、8月29日(日本時間30日)
カルロス・ロドンにとって、シカゴのマウンドは常に「帰ってきた」と感じられる場所だ。プロ初登板を果たし、2021年にはノーヒッターというキャリア最大のハイライトを記録するなど、ホワイトソックスで7年間プレーしてきたからだ。
当時は直球とスライダーで真っ向勝負を挑むタイプだったロドン。その闘志はいまも健在だが、より洗練され、球種の幅も広がった姿を古巣に示し、ヤンキースを10-2の勝利に導いた。これでチームは6連勝となった。
この勝利でヤンキースはア・リーグ東地区2位に浮上。首位ブルージェイズとの差を7月22日以来となる3ゲームに縮めた。
約30人の友人と家族が観戦する中で、ロドンは6回7安打1失点、5三振、2四球の好投。昨年5月にニューヨークで対戦していたが、アウェイチームの一員としてシカゴのマウンドに立つのは初めてで、二回にはスコアボードにメッセージが映し出され、帽子を取ってこれに応えた。
悔しい2023年シーズンを経て、ロドンは球種を磨き直し、今ではカーブ、チェンジアップ、シンカーを操る、より完成度の高い投手へと成長している。
「彼はより完成された投手になった。長く一流でいるためには、変化に適応できなければならない。彼はそれを成し遂げている」とアーロン・ブーン監督は称えた。
ヤンキースはロドンの直近5登板で全勝。チームの6連勝は今季最長で、9月からのタフなスケジュールを前に貴重な勝ち星を積み上げている。
打線はトレント・グリシャムが四回に通算4本目、今季2本目となる満塁弾を左中間に運び、自己最多をさらに更新する28号アーチ。直近10試合で7本目と絶好調だ。
さらにジャズ・チザムJr.が六回に今季25盗塁目を決め、25本塁打&25盗塁を達成。球団史上6人目(7度目)で、過去にはボビー・ボンズ(1975年)、リッキー・ヘンダーソン(1986年)、アルフォンゾ・ソリアーノ(2002、2003年)、アレックス・ロドリゲス(2004年)、カーティス・グランダーソン(2011年)が達成している。
