Dバックスがベテラン一塁手のサンタナと1年契約で合意

左打ちのペイビン・スミスとの併用が有力

1:30 AM UTC

3日(日本時間4日)、MLB.comでダイヤモンドバックスを担当するスティーブ・ギルバート記者が関係者から得た情報によると、ダイヤモンドバックスはベテラン一塁手のカルロス・サンタナと1年200万ドル(約3億円)の契約を結ぶことで合意したようだ。球団からの正式発表はまだ行われていない。

ダイヤモンドバックスは今オフ、左打ちのペイビン・スミスと併用できる一塁手を探していた。スミスは左腕を苦手としているため、両打ちのサンタナは左腕に対する出場機会が多くなることが予想される。

16年間のメジャー経験を持つだけでなく、ポストシーズン経験も豊富なサンタナは、オールスター出場やゴールドグラブ受賞の実績があり、現役最多の通算1330四球を記録している。通算出塁率.352を誇り、キャリア通算のOPS+は平均(100)を上回る112となっている。

4月8日に40歳の誕生日を迎えるサンタナは、長いキャリアの大半で築き上げてきた自身の水準を大きく下回る成績でシーズンを終えたばかりだ。昨季は3度目の在籍となったガーディアンズで116試合に出場したあと、カブスへ移籍して8試合に出場。2球団合計で打率.219、11本塁打、54打点、OPS.633に終わり、OPS+は自己ワーストの77にとどまった。

サンタナは2017年オフにインディアンス(現ガーディアンズ)からフリーエージェント(FA)となった際にクオリファイングオファーを提示されたため、今オフは同オファーの対象外。よって、サンタナの移籍に伴うドラフト指名権の補償やペナルティは発生しない。

サンタナの2025年シーズンの不振を分析すると、ハードヒット率(37.8%)がキャリアで3番目に低かった一方で、三振率(19.2%)はキャリアワーストだった。また、ボール球に手を出す割合を示すチェイス率(24.8%)もキャリアで最も悪く、ボール球に手を出した際のコンタクト率(52.6%)も自己ワーストだった。これらが打撃不振につながり、ガーディアンズは8月下旬にサンタナを解雇。サンタナは9月に入ってカブスとメジャー契約を結んだが、移籍後も調子が上向くことはなかった。

それでも、以前のような輝きを見せる場面もあった。初速105.1マイル(約169キロ)以上の打球が28本あり、そのときの打率は.607に達した。4月27日のレッドソックス戦では昨季の自己最速となる113.2マイル(約182キロ)のヒットを放っている。また、マルチ安打を21度記録し、そのうち2試合は3安打をマーク。さらに、四球率(11.0%)は依然として高く、メジャー全体の上位20%に位置している。

打撃面では精彩を欠いた2025年シーズンだったが、一塁の守備は引き続き安定していた。守備指標OAAは一塁手3位となる+8を記録し、守備による得点貢献も+6という好成績だった。