ジャッジ、スキーンズ、スクーバルが語るアメリカを代表する意味
アーロン・ジャッジ、ポール・スキーンズ、タリック・スクーバルにとって、ワールドベースボールクラシック(以下、WBC)に出場する意味は、3つの言葉で表すことができる。「誇り」、「畏敬」、そして「緊張感」だ。 世界の舞台でアメリカを代表できることへの誇り。その舞台に集まる野球界最高峰の才能に対する畏敬の念。そして、世界最高の選手たちと真剣勝負ができることへの強烈な緊張感だ。これらの思いは、初めてWBCに臨む米国代表の面々が向き合い続けるものになるだろう。
- リベンジに燃える米国代表 メンバー&展望
ホワイトソックスがベテラン右腕フェディと1年契約で合意か
9日(日本時間10日)、ホワイトソックスがフリーエージェント(FA)の先発右腕エリック・フェディと1年契約に合意したとMLB.comのマーク・ファインサンド記者が報じた。球団は契約を正式発表しておらず、契約は身体検査の段階にある。 33歳で今季を迎えるフェディは、2024年にホワイトソックスとカージナルスの2球団で活躍。31先発で防御率3.30、bWAR(ベースボールリファレンスが算出する総合的な貢献度を測る指標)5.6の好成績を残し、2025年を迎えた。しかし、昨季は一転して不振に苦しんだ。
打線補強続くパイレーツ、強打者オズナと1年契約
パイレーツは、追い求めていた右の長距離砲を補強した。MLB.comのマーク・フェインサイド記者によると、パイレーツは9日(日本時間10日)、スラッガーのマーセル・オズナと1年1200万ドル(約18億7000万円)で契約合意に達したという。 フェインサンドによれば、この契約には2027年の1600万ドルの相互オプション(約25億円)と150万ドル(約2億3000万円)のバイアウトが含まれているとのこと。球団からの正式発表はまだなく、身体検査を終えてから契約が結ばれる見通しだ。
メッツが外野手補強、メレンデスと1年契約で合意
8日(日本時間9日)、MLB.comでメッツを担当するアンソニー・ディコモ記者が関係者から得た情報によると、メッツは外野手のMJ・メレンデスと1年契約を結ぶことで合意したようだ。MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者は、メレンデスの年俸が150万ドル(約2億2500万円)で、最大50万ドル(約7500万円)の出来高が設けられていることを報じている。なお、球団からの正式発表はまだ行われていない。 かつて全体トップ100に入る有望株だったメレンデスは現在27歳。昨季はロイヤルズのマイナーでシーズンの大半を過ごし、今季は巻き返しを図る1年となる。 左打ちのスラッガーはロイヤルズ時代に多くの人々が期待したポテンシャルをまだ完全には発揮できていない。パワーと強肩は大きな魅力だが、ロイヤルズで過ごした4年間は期待に応える活躍を見せることができず、昨季終了後にノンテンダーFAとなった。 昨季は4月中旬にマイナー降格となり、それ以降のメジャーでの出場は7月下旬に7試合プレーしただけ。シーズントータルでは23試合の出場にとどまり、打率.083(60打数5安打)、1本塁打、OPS.321に終わった。3Aのオマハでは107試合に出場し、打率.261、20本塁打、20盗塁、OPS.813をマークした。
Dバックスがベテラン一塁手のサンタナと1年契約で合意
3日(日本時間4日)、MLB.comでダイヤモンドバックスを担当するスティーブ・ギルバート記者が関係者から得た情報によると、ダイヤモンドバックスはベテラン一塁手のカルロス・サンタナと1年200万ドル(約3億円)の契約を結ぶことで合意したようだ。球団からの正式発表はまだ行われていない。 ダイヤモンドバックスは今オフ、左打ちのペイビン・スミスと併用できる一塁手を探していた。スミスは左腕を苦手としているため、両打ちのサンタナは左腕に対する出場機会が多くなることが予想される。 16年間のメジャー経験を持つだけでなく、ポストシーズン経験も豊富なサンタナは、オールスター出場やゴールドグラブ受賞の実績があり、現役最多の通算1330四球を記録している。通算出塁率.352を誇り、キャリア通算のOPS+は平均(100)を上回る112となっている。
ロッキーズと便利屋カストロが2年契約で合意か
15日(日本時間16日)、ロッキーズがユーティリティのウィリ・カストロと2年契約で合意したと、MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者が伝えた。球団はこの契約を正式発表していない。 カストロは昨季、ツインズとカブスで振るわないシーズンを送り、29歳のシーズンに突入する。
フリーマンは史上34人目の通算3000安打を達成できるか
フレディ・フリーマン(ドジャース)は間違いなく殿堂入りへの道のりを歩んでいる。15年間にわたるレギュラーシーズンでの輝かしい活躍に加え、ポストシーズンでの歴史的なパフォーマンスもあり、将来の殿堂入りはもはや確実と言えるだろう。しかし、36歳で2026年シーズンを迎えるフリーマンには、まだまだ達成可能な記録が残されている。 左打ちのスラッガーは通算367本塁打を記録しており、早ければ2026年シーズン中に通算400本塁打を達成する可能性がある。また、通算1322打点をマークしており、順調なら2027年シーズン中、遅くとも2028年シーズン中には通算1500打点を達成するだろう。さらに、打者にとっておそらく最も神聖な記録である通算3000安打は、まだ遠いものの、手が届きそうな範囲にある。 これまでに通算3000安打を達成した打者はわずか33人。2022年にミゲル・カブレラが達成したのが最後である。しかし、フリーマンが大台に到達するまでの道のりは至って単純明快だ。
カブス、救援ハービーと契約合意(関係者取材)
カブスは27日(日本時間28日)、救援右腕ハンター・ハービーとの契約に合意した。身体検査を残している。MLB.comのジョーダン・バスティアン記者が伝えた。球団はまだ契約を正式発表していない。 31歳のハービーは、24年もケガに苦しんだ後、2025年シーズンの大半を負傷者リスト(IL)で過ごした。4月に右大円筋(右肩の背中側)、8月に右内転筋(太ももの内側)を痛め、今季はロイヤルズではわずか12試合の登板にとどまった。だが登板した際は非常に効果的で、10回2/3を投げて被安打6、11三振、防御率0.00だった。
ツインズが打線強化、一塁手兼指名打者のベルと1年契約で合意
ツインズは補強ポイントの1つを埋めた。15日(日本時間16日)、関係者の情報によると、ツインズは一塁手兼DH(指名打者)のジョシュ・ベルと契約合意。契約条件は1年700万ドル(約10億5000万円)で、2027年シーズンの相互オプション(=球団と選手の双方に選択権がある)が付属しているという。 ベルの加入により、不動のレギュラーと呼べる選手が少ないツインズは、スタメンの1枠が埋まったことになる。なお、身体検査の結果待ちのため、球団からの正式発表はまだ行われていない。
2026年、カブスの右翼手は誰だ? 誠也は?
カブスの外野陣は2025年、メジャーでも屈指の破壊力を誇り、外野手全体のOPS.778はヤンキースに次いでメジャー2位だった。ただ、頼りになる得点源だった外野が、右翼手カイル・タッカーがフリーエージェント(FA)市場に出たことで、一気に不確実なポジションへと変わった。 8日(日本時間9日)のウィンターミーティング開幕を控え、カブスは投手補強を最優先に動いていると言われているが、タッカー流出の影響を無視できる状況ではない。それでも、その穴を埋めるための選択肢はいくつか用意されている。 カブスが取り得る道は主に5つある。
22年のサイ・ヤング賞3位、マノアがエンゼルスとFA契約に合意
MLB.comのマーク・ファインサンドによると、アレク・マノアとエンゼルスがフリーエージェント契約で合意したという。契約は1年195万ドル(約3億420万円)とみられる。球団は契約および条件をまだ正式には発表していない。 ブレーブスからノンテンダーFAとなったマノアは、エンゼルスでの再出発を選んだ。来季28歳となる右腕が最後にメジャー登板したのは2024年5月。デビュー後4年間を過ごし、オールスターにも選ばれたブルージェイズ時代が彼のピークだったが、そのトロントでの最終章は非常に厳しいものだった。
ゲレーロJr.のコメント力、スーパースターの試合後インタビュー
大舞台を望み、ヒーローになる瞬間を生きがいにする選手がいる。 ブラディミール・ゲレーロJr.は、まさにそのタイプだ。 ア・リーグ優勝決定シリーズ(ALCS=7回戦制)の第6戦、、ブルージェイズがマリナーズに6−2で勝利し、第7戦へと持ち込んだ後、スポーツネットのヘイゼル・メイ記者とのヒーローインタビューで、ゲレーロJr.はこれまでのキャリアで最大の試合を前に「待ちきれない」という気持ちをはっきりと示した。
ユニフォーム売上ランキング、大谷が3年連続1位
3年連続のMVP受賞を狙っている大谷翔平(ドジャース)が、MLBのユニフォーム売上ランキングでも3年連続でトップに立った。
俺だって二刀流!? 31歳新人フィッツジェラルド、投手で2ラン
【エンゼルス12-2ツインズ】アナハイム/エンゼルスタジアム、9月9日(日本時間10日) 12点ビハインドで迎えた八回、5月にメジャー昇格した31歳、野手登録のライアン・フィッツジェラルドが登板。2安打を許したものの無失点で切り抜け、今季2度目の『投げてもゼロ』をやってのけた。 九回には『投手』のまま打席に立つと、初球を豪快に捉え、右翼席へ2ランホームランを叩き込み、チーム唯一の得点をマーク。試合は2-12で完敗だったが、主役は完全にフィッツジェラルドだった。 「投手で本塁打」を放ったのは大谷翔平に続いて今季2人目。DH制導入以降、極めて珍しい快挙だ。フィッツジェラルドは今季わずか14試合の出場ながら、内野、DH、代走、そして“投手&スラッガー”と八面六臂の働きを見せている。 もっとも、本職の二刀流・大谷とは比べるべくもないけれど、「いやいや、俺だって二刀流!」とばかりの大活躍だった。
トゥラング、ランゲリアーズらが8月の月間MVP
8月も多くの選手たちが素晴らしい活躍を見せた。ベテラン選手たちはなぜ己が重要な存在なのか、そしてルーキー選手たちは自らがこれから重要な存在になっていくだろうことを証明した。8月の月間アワード(各賞)を受賞した選手たちを紹介していこう。
残り1カ月、要注目の歴史的記録9選
2025年のMLBシーズンも残り約1カ月となったが、見所はポストシーズン争い以外にもまだ残されている。 首位打者、防御率、奪三振といった伝統的なタイトル争いに加え、球界を代表するスター選手たちが挑む歴史的偉業が注目を集めている。 ここでは、シーズン終盤に達成が見込まれる9つの歴史的記録を紹介する。 ※以下の数字はいずれも8月28日(日本時間29日)終了時点のもの。
選手一人一人の個性と愛の詰まった特製バットをご覧あれ!
8月15日〜17日(日本時間16〜18日)まで開催される「Players' Weekend」は選手たちがそれぞれ、好きな慈善団体を支援したり、自分らしさを表現する機会となる。通常の用具にまつわるルールが緩和されるため、ここでしか見られない特別なデザインのバットやスパイクが登場する。 その中で特に注目が集まるのが、バットのデザインだ。 『スター・ウォーズ』や『ロード・オブ・ザ・リング』、マーベル作品のキャラクターなどをモチーフにしたものから、家族や地域社会、さらにはチーズバーガーへの愛を表現するものまで。この特別な週末に、選手たちは自らの興味や情熱、個性をアピールする。 では、おしゃれでクールなバットを一挙紹介していきます!
【7月の月間MVP】若手野手が躍動、救援陣は0.00を記録
オールスターにトレードとイベントが目白押しとなった7月の月間優秀選手たちが発表された。ア・リーグの選手・新人部門のダブル受賞を果たした「ビッグ・アーミッシュ」を筆頭に、投手陣は先発2名も防御率0点台、救援2名に至っては0.00と圧巻の1カ月を過ごしたメンバーが選出された。 ア・リーグ月間最優秀選手:ニック・カーツ(アスレチックス・22歳) カーツは歴史的な7月を過ごした。打率.395、11本塁打、OPS1.433という圧巻の成績。何より記憶に新しいのは、7月25日アストロズ戦での6打数6安打、8打点、4本塁打の活躍だろう。 月間長打率.953は、他の選手を寄せ付けないぶっちぎりのトップ。隠しても意味がないので先に言っておくと、もちろん月間最優秀新人も受賞している。
- カーツの愛称「ビッグ・アーミッシュ」の由来とは?
最強捕手カル・ローリー、米国代表として参加表明
マリナーズの主砲カル・ローリー捕手が2026年ワールドベースボールクラシックの米国代表入りを表明した。ローリーは現在メジャー最多38本塁打をマークし、ホームランダービーとオールスターゲームではア・リーグの正捕手として初出場する。 すでにヤンキース主将アーロン・ジャッジ、パイレーツのポール・スキーンズ、ロイヤルズのボビー・ウィットJr.も参加を表明しており、マーク・デローサ監督率いるスター軍団にローリーという爆発力が加わる。
大谷vsジャッジ、ユニフォームを一番多く売ったのは?
オールスター投票で最も票を集めた2人の戦いはあらゆる舞台で行われている。 その一つが、ユニフォームの販売ランキングだ。開催まで4日となっている今季のオールスターゲームでは、ア・リーグとナ・リーグの選手たちが所属チームのユニフォームを着用することとなっている。そのほとんどが、ファナティックスの売り上げランキングトップ20に入る文字通り『スター』である。
オールスターゲームでABSチャレンジシステムを導入
MLBは、アトランタで行われるオールスターゲームで、自動ボール・ストライク判定(ABS)チャレンジシステムを使用すると発表した。 この決定は、今年のスプリングトレーニングで試験導入した際にファンから好評を得たことを受けたもの。MLBは2021年からマイナーリーグ各レベルでABSをテストしており、2022年以降はトリプルAの試合で使用されている。
ローマ教皇、バチカンでホワイトソックス愛を披露
世界で最も有名なホワイトソックスファンが、その熱い思いを『聖地』バチカンで堂々と披露した。 新教皇レオ14世が、ローマでの一般謁見の場にて、ホワイトソックスのキャップを被って登場。白い法衣に黒のキャップという異例の出で立ちは、周囲の注目を一身に集めた。 就任からわずか1カ月余りながら、その『地元愛』は広く知られている。 シカゴ出身のレオ14世は、以前からホワイトソックスを熱烈に応援しており、2005年のワールドシリーズにも足を運んだ筋金入りのファンだ。今回のキャップ着用は、同日に行われたアストロズ戦(=05年のシリーズ再戦)に向けたエールだったのかもしれない。 教皇が公でホワイトソックス愛を披露した今、ホワイトソックス本拠地のレートフィールドに掲げられた法王の壁画に、帽子も加筆してもいいかもしれない。今週土曜には、シカゴ大司教区主催でレートフィールドにてレオ14世を称えるイベントが開催予定で、そこで世界の若者たちに向けた教皇のビデオメッセージも初公開される。
MVP投票、両リーグ本命が独走態勢
シーズンも約3分の1が過ぎると、やはりスターは今年もスターであることを証明し始める。しかし、そこに昨年は見られなかった顔が登場するのも毎年の楽しみの一つだ。 ちなみに両リーグ共に「本命」が独走態勢に入っているが、まだ十分に時間は残されている。もちろん、彼らがさらに後続を突き放していくという可能性もあるが。 各リーグ1位から5位までを41名の専門家が選び投票。1位は5ポイント、2位は4ポイント、、5位は1ポイントという加点方式でランクづけが行われた。 なお、すべて6月1日終了時点の成績となっている。
マーリンズ内野手サイモン、3失策に悔し涙
野球の神様は、ときに厳しい試練を与える。 27日(火)、ペトコ・パークで行われたパドレスとマーリンズ戦で、マーリンズの若手二塁手ロニー・サイモンが守備で3つのエラーを記録し、悔し涙を流した。試合はマーリンズが6点先制したものの、守備の乱れが響き、8-6で逆転負けを喫した。
MLB新人王第一回予想トップ5
2025年シーズン開幕から2か月、新人たちは各地で鮮烈なインパクトを放っている。メジャーの舞台にも臆することなくフィールド上で違いを生み、チームを勝利に導いている。 今回は、そんな若武者たちに注目した、MLB.comによる「ルーキー・オブ・ザ・イヤー(ROY)第1回投票」の結果が発表された。 MLB.comの専門家34名が、現在の成績と今後の展望を考慮し、今季終了時点でROYを受賞すると予想される選手に投票。1位は5ポイント、2位は4ポイント、、5位に1ポイントという加点方式でランクづけが行われた。 なお、スタッツは全て日曜時点のものとなっている。