オールスターにトレードとイベントが目白押しとなった7月の月間優秀選手たちが発表された。ア・リーグの選手・新人部門のダブル受賞を果たした「ビッグ・アーミッシュ」を筆頭に、投手陣は先発2名も防御率0点台、救援2名に至っては0.00と圧巻の1カ月を過ごしたメンバーが選出された。
ア・リーグ月間最優秀選手:ニック・カーツ(アスレチックス・22歳)
カーツは歴史的な7月を過ごした。打率.395、11本塁打、OPS1.433という圧巻の成績。何より記憶に新しいのは、7月25日アストロズ戦での6打数6安打、8打点、4本塁打の活躍だろう。
月間長打率.953は、他の選手を寄せ付けないぶっちぎりのトップ。隠しても意味がないので先に言っておくと、もちろん月間最優秀新人も受賞している。
ナ・リーグ月間最優秀選手:カイル・スタワーズ(マーリンズ・27歳)
ナ・リーグの月間MVPもカーツに負けていない。打率.364、10本塁打、OPS1.269を記録し、初のヤンキーススイープで借金完済を果たしたチームの好調を支えた。
7月は24試合中18試合で安打し、オリオールズ戦での5打数5安打を含む6度のマルチヒットを達成。長打率は.818で、規定打席到達者の中でカーツに次ぐ2位となっている。
ア・リーグ月間最優秀投手:ネイサン・イオバルディ(レンジャーズ・35歳)
7月は無傷の5勝0敗で驚異の防御率0.59を記録。30回2/3を投げて、2失点、21安打、30三振と相手を寄せ付けなかった。7月30日の試合では節目となる通算100勝目をマークした。
ナ・リーグ月間最優秀投手:ポール・スキーンズ(パイレーツ・23歳)
イオバルディ同様に7月の自責点はわずか2。しかもそれは、7月11日のツインズ戦に喫したもので、それ以外の全ての登板は無失点と手がつけられない。27回を投げて防御率0.67、36三振、3四球。ベストゲームは、6回3安打9三振を記録した27日のダイヤモンドバックス戦だ。
ア・リーグ月間最優秀新人:ニック・カーツ(アスレチックス・22歳)
受賞者は当然、カーツ。改めて他の新人と比べ、どれだけ突出しているかを確認してみよう。以下が、カーツがMLBの新人の中でトップとなった7月の成績だ。
- 本塁打:11
- 安打:34
- 二塁打:13
- 打率:.395
- 出塁率:.480
- 長打率:.953
これ以上の説明は不要だろう。
ナ・リーグ月間最優秀新人:アイザック・コリンズ(ブルワーズ・28歳)
28歳という遅咲きの新人は、好調なブルワーズを支えるキープレイヤーの一人。2019年にロッキーズにドラフトされてから、6年の時を経てブレイクを果たしている。7月は打率.321、出塁率.411、25安打、11四球を記録し、いずれもナ・リーグの新人でトップを記録した。
ア・リーグ月間最優秀救援投手:ケンリー・ジャンセン(エンゼルス・37歳)
無失点以上の成績は存在しない。
37歳のベテラン右腕は、11回1/3を投げて防御率0.00と完璧な7月を過ごした。これで、キャリア3度目の受賞となる。5度のセーブ機会を全て成功させ、13三振を奪いながら無四球とこれ以上ない投球を見せた。
ナ・リーグ月間最優秀救援投手:エドウィン・ディアス(メッツ・31歳)
自身が持っていた記録を更新し、これで10度目の受賞になった。11イニングを投げて防御率0.00、18三振と圧巻の投球。継投で引き継いだ走者をかえした1度を除いて、全てのセーブ機会(7/8)を成功させ、その失敗した試合でもチームは勝利をつかんだ。
