【マーリンズ7-3ヤンキース】マイアミ/ローンデポパーク、8月3日(日本時間4日)
マーリンズが最後に勝率5割だったのは、4月15日(8勝8敗)まで遡る。それから94試合。一度は借金が16まで膨れ上がったが、怒涛の巻き返しを見せ遂に完済に成功した。しかも相手はヤンキース。球団史上初のスイープを達成し、34,601人の本拠地のファンの前で今季55勝目を挙げた。
投げては先発の右腕エドワード・カブレラが6回7三振1失点の好投。失点はトレント・グリシャムに浴びた先頭打者弾のみで、それ以降は1安打とヤンキース打線を圧倒した。打っては、オールスターに選出されたカイル・スタワーズが本塁打を含む4打点。6人の新人を並べた若い打線を牽引した。
この3連戦の観客数は合計101545人で、2012年に開場したローンデポパークの史上最多観客動員数を更新した。エリアススポーツビューローによれば、16以上の借金を抱えた後に勝率5割に復帰したのは、2014年のレイズ以来だという。
次の壁はポストシーズン進出だが、その壁はかなり高い。ファングラフスによれば、マーリンズのポストシーズン出場確率は1.2%で、ナ・リーグのワイルドカード圏内までは6ゲーム差と難しい戦いが強いられる。
それもそのはずで、MLBの歴史上16以上の借金を抱えながらポストシーズンに進出したのは、1914年のボストン時代の「ミラクル・ブレーブス」のみ。12勝28敗から巻き返し、最終的に94勝59敗でワールドシリーズに進出すると、フィラデルフィア・アスレチックスをスイープし、全米制覇を果たした。
だが、今の勢いを見れば「もしも」の可能性に期待せずにはいられない。借金16となった6月13日は30勝14敗という怒涛のV字回復。この期間の勝利数はブルワーズと並び、メジャー最多タイだ。
明日からは、ア・リーグ西地区で首位に立つアストロズとの3連戦。簡単な相手ではないが、ホームの熱気を力に変え、サプライズの継続を狙う。
