ワールドベースボールクラシック(WBC)では、試合だけでなく各国のユニークなセレブレーションもファンの注目を集めている。安打や本塁打の後、選手たちはその国らしさを表現する仕草や小道具で喜びを表現する。
侍ジャパンは、安打が出るたびにお茶を点てる仕草を披露。このユニークなポーズは北山亘基が考案したもので、海外メディアでも話題になっている。
カフェ文化が息づくイタリア代表も負けていない。前回大会同様、ベンチに持ち込んだエスプレッソマシンで作ったエスプレッソを本塁打の後に一気飲み。野球とイタリア文化をユーモアたっぷりに融合させたパフォーマンスで観客を楽しませている。
イギリス代表はバッキンガム宮殿の衛兵をイメージした帽子とジャケットで勝利の喜びを表現。ベンチ全体が一気に高貴な雰囲気に包まれる。一方、メキシコ代表はソンブレロやプロレスマスクをチームメートにかぶせる華やかなパフォーマンスが人気だ。
ドミニカ共和国は、ホームで待つ選手と息の合ったステップを踏むダンスに加え、全員の名前入りホームランジャケットやチェーンを身に着けて演出。最近ではダンベルまで登場し、強力打線をアピールしている。
「マイアミ行き」が目標の韓国代表は、両腕を飛行機の翼のように広げるポーズで勝利を喜ぶ。アストロズのシェイ・ウィットコムは「勝ってマイアミに行くには、飛行機に乗らなきゃいけないからね」と笑顔で説明した。
こうしたセレブレーションは国の文化やチームの個性を世界にアピールする手段であり、野球という共通言語を通じて多様な文化を観客に伝えるWBCならではの光景だ。試合だけでなく、各国のユニークな喜び方もぜひチェックしてほしい。