ついに開幕!MLBトップ有望株バザーナの本塁打でオーストラリア快勝

投手陣は見事な完封リレー

6:52 AM UTC

オーストラリア3-0チャイニーズ・タイペイ】東京/東京ドーム、3月4日(日本時間5日)

オーストラリア国民の大きな期待を背負っているトラビス・バザーナが、2026年ワールドベースボールクラシック初戦から、見事に応えた。

2024年ドラフト全体1位指名でMLBパイプライン全体20位有望株のバザーナが、本塁打を含む4打数2安打1打点の活躍でオーストラリアの勝利に貢献した。2打席目で安打を放った後、七回にはスタットキャスト推定383フィート(約117メートル)のソロ(1号)を放ち、リードを3点に広げた。

オーストラリア生まれのバザーナにとって、この活躍はまさに“原点回帰”の瞬間でもあった。米国へ渡りオレゴン州立大学でプレーし、圧倒的な成績により、2024年ドラフトでガーディアンズから全体1位指名を受けた。若き二塁手は世界の舞台でその才能を示しており、今季メジャーデビューが期待されている。

もっとも、この勝利はバザーナだけの活躍ではなかった。捕手ロビー・パーキンスが五回に1号2ランを放ち、先制。31歳のパーキンスは2013年から2018年までロッキーズ傘下のマイナーリーグで6年間を過ごし、その後はオーストラリアン・ベースボール・リーグでプレーしている。

この日のオーストラリア投手陣にとって、3点のリードは十分すぎるほどだった。3安打、2四球、9三振で完封リレーをつないだ。

好投の口火を切ったのはアレックス・ウェルズ。2021年から2022年にかけてオリオールズで13試合に登板した元メジャーリーガーは3回無失点、無安打、6三振と圧巻の内容。登板を締めくくる5者連続三振を奪い、MLB.comのサラ・ラングスによれば、これはWBC史上3位タイとなる連続三振記録だった。

その後は左腕ジャック・オラフリンが3回無失点と好投。ウェルズと同様にメジャー経験があり、2024年にはアスレチックスで4試合に登板し、昨季はロッキーズ傘下3Aアルバカーキ・アイソトープスでプレーした。さらにもう一人の左腕、ジョン・ケネディが3回無失点で試合を締め、オーストラリアにとって重要な勝利を完成させた。

オーストラリアは、米東部時間5日午後10時(日本時間6日正午)にチェコと対戦する。チャイニーズ・タイペイは米東部時間6日午前5時(日本時間6日午後7時)に、前回王者の日本と対戦する。