「失うものはない」ゲッツGMとホワイトソックス、正念場の終盤戦へ

12:07 AM UTC

ホワイトソックスは6年ぶりに、9月にア・リーグ中地区首位を懸けた重要なカードを戦う。

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地区2連覇中のガーディアンズを相手に、首位を懸けて戦える機会をクリス・ゲッツGM(43)は当然とは考えていない。

「言うまでもなく、ここまで長い道のりでした。今回クリーブランドへ入るフライトは、これまで何度も経験した遠征とは全く違う感覚でした」とゲッツGMは14日(日本時間15日)、プログレッシブフィールドのビジター側ダッグアウトで語った。

「チーム全体として、ここまで失うものはないという気持ちで戦ってきました。選手たちにとって、ガーディアンズとこうして競える素晴らしい機会です」

ホワイトソックスは昨季60勝、2024年は41勝、2023年は61勝にとどまった。それでも今季は76勝73敗で、クリーブランドでの3連戦初戦を迎えた。

直近14試合では10敗を喫し、一時6ゲームまで広がっていたガーディアンズとは0.5ゲーム差まで縮まった。両チームは7月21日(同22日)以来となる0.5ゲーム差まで接近した。

「今は少し苦しい時期ですし、非常に重要な試合が続いています。当然、どの試合にもプレッシャーがあります。それでも私たちは首位にいます。シーズン終盤に、これほど重要な3連戦を戦えているんです」とゲッツGMは語った。

ホワイトソックスはトレード期限前日の7月30日、3選手と金銭との交換でマリナーズからベテラン先発右腕ルイス・カスティーヨを獲得した。チームにとって重要な補強だったが、ここまでは双方が期待した結果には至っていない。

カスティーヨは移籍後7試合(先発6試合)に登板し、1勝2敗、防御率7.76。直近3登板では10回2/3で自責点13だ。

「球の質は明らかに悪い方向へ進んでいます。解決しなければなりません。マリナーズ時代からどう変化したか、さまざまな傾向を引き続き調べています。ここまでの内容は予想外でした」と右腕の不調をゲッツGMは認めた。

会話の大半は目の前の地区優勝争いに集中したが、ゲッツGMは最近辞任したアマチュアスカウト部門ディレクター、マイク・シャーリー氏についても言及した。暫定的な後任は置かない方針で部門全体の再編も視野に入れているとした。

ゲッツGMが2023年シーズン終盤に上級副社長兼GMへ就任して以降、ホワイトソックスのフロントは再建を進めてきた。

元メジャー内野手のゲッツGMは今回の人事を契機に「アマチュアスカウトだけでなく、選手評価のプロセス全体を見直す。さまざまな点を検討しています」と語った。

さらに「スカウト部門全体について、将来どんな体制を目指すかを整理します。その上で球団に何が必要かを判断します。必要なら組織外から人材を招くことも考えます」と再建を進める強い意志を示した。