【カブス2-0ブレーブス】アトランタ/トゥルーイストパーク、5月14日(日本時間15日)
ブレーブスの左腕クリス・セールは、カブスとのシリーズ最終戦で、「殿堂入り候補」と見なされる実力を発揮した。一方で、37歳、メジャー16年目の大ベテランでも、うっかりと勘違いをしてしまうことも見せた。
セールは6回を投げ、8三振、1失点(自責は0)。強力なカブス打線を翻弄したが、この日最も印象に残っ(てしまっ)た三振は四回に生まれた。2死一塁の場面で、ミゲル・アマヤを空振り三振にうちとったが、アウトカウントを誤解し、捕手ドレイク・ボールドウィンからの返球を待っていた。
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3アウト目だと分かっていたボールドウィンは一塁へ送球。するとセールは興奮気味に一塁を指差し、走者のブッシュがベースを離れていることを伝えようとした。
しかしすぐに誤解していたことに気づくと、人差し指で帽子のつばを上げ、誤魔化すように帽子を横にずらし、俯き気味でマウンドを後にした。
アウトカウントを一瞬忘れたことを除けば、セールは再びほぼ完璧な投球だった。唯一の失点は六回、キム・ハソンが併殺を狙って二塁へ悪送球した場面から生まれた。走者が一、三塁となり、ショウのゴロの間にハップが生還した。
セールは防御率1.96でメジャー9位。2024年のア・リーグサイ・ヤング賞左腕は、9先発中8試合で6回以上を投げ、2自責点以下に抑えている。
セールは16年間のキャリアで151勝、防御率2.98、2643奪三振を記録。150勝以上、2500奪三振以上、防御率3.00未満を同時に達成している投手はMLB史上9人だけで、他にはトム・シーバー、クリスティ・マシューソン、ウォルター・ジョンソン、ペドロ・マルティネス、クレイトン・カーショウ、ボブ・ギブソン、サイ・ヤング、ティム・キーフがいる。この中で殿堂入りしていないのはカーショウとセールだけで、カーショウは2031年に資格を得る予定となっている。
