鈴木誠也、決勝の21号3ラン&新加入右腕ホームズ好投

August 14th, 2026

カージナルス0−3カブス】シカゴ/リグレーフィールド、8月14日(日本時間15日)

クレイ・ホームズ投手(33)がカブス移籍後初登板を果たした。マウンドを降りる際には、初めて本拠地でホームズの投球を見たカブスファンからスタンディングオベーションが送られ、グラブを掲げて声援に応えた。

ホームズは持ち味のシンカーが抜群の威力を発揮し、カージナルスとの3連戦初戦で3勝利に貢献した。許した安打はわずか1本。七回までマウンドに立ち、カブスは8月の成績を10勝3敗とした。

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勝利には、3つのポイントがあった。

1. ホームズ、持ち味のシンカー復活

ホームズは8日(同9日)のカブス移籍後初登板で、シンカーがやや高めに浮いていたと振り返り、次回登板までに簡単に修正できると話していた。カージナルス戦では、その修正がしっかり結果につながった。

ホームズは最初の16打者を完璧に抑えた。六回1死からホゼ・ファーミン外野手(27)に低めのシンカーを右翼前へ運ばれ、初安打を許した。それでも、続く2打者をいずれもゴロに打ち取り、無失点で切り抜けた。

ホームズは6回2/3を投げ、1安打、無失点、3三振。80球中50球がストライクでゴロアウトを11個奪った。カブスの好守にも支えられ、移籍後2度目の先発で本来の投球を取り戻した。

トレード期限でカブスに加入後、初先発となったロイヤルズ戦では4回4失点。右腓骨骨折から復帰し、5月15日以来の登板だっただけに、今回は大きな前進となった。

2. 鈴木誠也、後半戦で絶好調

ここ数カ月はピート・クロウ=アームストロング外野手(24)に注目が集まっているが、打線をけん引する鈴木誠也(31)の活躍も見逃せない。

六回、鈴木はカージナルスのジョージ・ソリアーノ投手(27)が投じたカウント2―1からのチェンジアップを捉えた。高々と舞い上がった打球は左翼フェンスを越え、試合を大きく動かす21号3ランとなった。

鈴木は14日の試合前まで、オールスター戦後のOPS.923。前半戦の同.811を大きく上回っていた。後半戦のwRC+(リーグ平均を100として打者の得点創出力を示す指標)は156。規定打席到達者ではナ・リーグ9位で、カブスではアレックス・ブレグマン内野手(32)の165に次ぐ数字だった。

3. 打線、リベラトーレを攻略できず

ホームズとカージナルスの左腕マシュー・リベラトーレ投手(26)は対照的な投球だった。ホームズがシンカーを積極的に使って打たせて取った一方、リベラトーレは変化球を軸に空振りを狙った。

リベラトーレは16度の空振りを奪い、ホームズは3度。それでも両先発は相手打線を封じ、最初の計28打者をすべてアウトにした。五回1死からニコ・ホーナー内野手(29)がリベラトーレから右翼前打を放ち、初めて走者が出た。

六回にはタイロン・テイラー外野手(32)が四球、ダンズビー・スワンソン内野手(32)が安打で出塁したが、リベラトーレはクロウ=アームストロングをファウルゾーンへの飛球に打ち取った。

ここでカージナルスのオリバー・マーモル監督(40)がソリアーノに交代。鈴木はこの日初めてリベラトーレ以外の投手と対戦し、その機会を逃さず3ランにつなげた。