コディ・ベリンジャーは、ヤンキースでもう1年プレーすることに「もちろん前向きだ」と語り、「このユニフォームを着てプレーするのは信じられないほど素晴らしい時間だった」と振り返った。
実現するとすれば、新たな契約を結ぶこととなる。
大方の予想通り、ベリンジャーは3日(日本時間4日)にオプトアウト条項(複数年契約の途中でも破棄できる権利)を行使した。2026年シーズンの年俸2500万ドル(約37億円)を放棄し、500万ドル(約7億4000万円)のバイアウトを選択(球団が選手に支払う)。今オフに、より大型の契約を目指してフリーエージェント(FA)市場に出ることになる。
30歳のベリンジャーは、今季152試合に出場し打率.272、出塁率.334、長打率.480、89得点、25二塁打、5三塁打、29本塁打、98打点を記録。シカゴ・カブスから右腕コーディ・ポティートとのトレードで移籍し、ニューヨークでの初年度に上々の成績を残した。
「本当に楽しいチームだった。結果的にあと一歩届かなかったのは悔しいけど、本当に素晴らしいチームだったと思う」と、ア・リーグ地区シリーズ敗退後にベリンジャーは語った。
ベリンジャーの直近の契約は、カブス時代に結んだ3年総額8000万ドル(約118億円)のもので、毎年オプトアウト条項が含まれていた。
カブスはベリンジャーのバイアウト金500万ドルのうち250万ドル(約3億7000万円)を負担しており、2025年の年俸分としても同額を支払っている。また、ベリンジャーは2023年シーズン終了後にカブスからクオリファイング・オファーを受けているため、今回は対象外となる。
ヤンキースは、外野3ポジションすべてに加え一塁も守れるベリンジャーの残留に強い関心を示している。現時点で、ヤンキースの外野陣はアーロン・ジャッジ、ジャッソン・ドミンゲス、そして有望株スペンサー・ジョーンズの組み合わせになる見込みで、トレント・グリシャムはFAを申請している。
ベリンジャーの運動能力、器用さ、そして左打者としての打撃スタイルは、ヤンキースの大きな戦力だ。しかし同時に、それらの魅力は、他の複数の球団から熱い注目を集める理由にもなる。
「彼はチームに大きなインパクトを与える選手だった」とブライアン・キャッシュマンGMは10月に語った。
「彼を獲得できて本当に良かった。今年、私たちが偉大なことを成し遂げられると信じられた理由の一つは、間違いなく彼の存在だ。彼がしてくれたことに心から感謝しているし、もちろん、これからもチームにいてほしいと願っている。」
