佐々木麟太郎、マーリンズ入団会見で所信表明:レベルアップとスペイン語の学習

July 23rd, 2026

岩手県花巻市で育った10代のころの佐々木麟太郎(21)は、日本のレジェンドであり殿堂入りを果たしたイチローが、約7500マイル(約1万2070キロ)離れたマイアミという都市でマーリンズのユニホームを着て、メジャー通算3000安打を達成した記憶に残る場面をテレビで見ていた。

今週前半、今月のMLBドラフトでマーリンズから8巡目(全体235位)で指名された佐々木は、自身のインスタグラムのアカウントで球団と契約する意向を表明した。MLBパイプラインのジョナサン・メヨ記者によると、佐々木はその直後に契約書へサインし、21万200ドル(約3443万円)の契約を結んだ。

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佐々木は入団会見で「ここでプレーできることに本当に感謝している」と口にした。

「(イチローさんは)今はプレーしていないが、ここでプレーしたことを本当に尊敬している。そして今、自分がここにいることがとてもうれしい」

(佐々木のコメントは通訳を介さず英語で答えた返答を和訳したもの)

佐々木は、昨年10月の日本プロ野球(NPB)ドラフト1巡目で横浜DeNAベイスターズとの競合の末に独占交渉権を獲得した福岡ソフトバンクホークスと契約する道や、スタンフォード大へ戻る道ではなく、マーリンズと契約する決断を下した。

佐々木は決して簡単に決めたわけではない。しかし、最終的にメジャーリーグへたどり着くという究極の目標を貫いた。日本で2024年のドラフト1位候補だった一塁手は、海外フリーエージェント(FA)権の取得を9年待つことや、日本の球団からポスティングシステムを利用してMLB球団を目指すよりも、メジャー球団へのより直接的なルートとなるスタンフォード大への進学を選択していた。

佐々木は「どの選択肢も素晴らしい」と心境を明かした。

「しかし、できるだけ早くメジャーリーグへ昇格することが常に目標であり、夢。だからこそ、これがこの道を選んだ大きな理由です。マイアミ(マーリンズ)は素晴らしい機会を与えてくれました。とても興奮しているし、非常に感謝しています。これが決断した大きな理由です」

米国に渡ったことで向けられた注目の後、佐々木は2025年に7本塁打を放ち、OPS .790を記録するにとどまった。2026年には16本塁打を放ち、OPS .952をマークし、三振数(50)とほぼ同数の四球(45)を選ぶなど成績を向上させた。また、6月のドラフト・コンバイン(ドラフト候補選手たちの練習会)での458フィート(約140メートル)の本塁打や、最高レベルの打球速度(最速115.4マイル=約186キロ)が示すように、佐々木は規格外のパワーも備えている。

佐々木は自身のプレーのあらゆる局面に成長の余地があることを認めており、今週ローンデポパークで行われているマーリンズの2026年ドラフトキャンプ(新人合同練習)で育成の歩みをスタートさせた。間もなく、同期の選手らとともにマイナーリーグの傘下球団に配属され、プロとしてのキャリアを開始する。

「マイアミへ来ることを球団は本当に歓迎してくれていると感じました」と佐々木は心境を明かした。

「育成計画についても話してくれました。ここでプレーするビジョンを描くことができました。それがここでの契約を決めた大きな理由です。マーリンズの選手の一員となり、勝利を目指し、チームを助けたいです」

「厳しい道のりになります。自分のやるべきことをやり続けます。あらゆることに対してより良くなるように努めます。打撃、守備、走塁、フィジカル面を含めたすべてにおいて向上するように頑張ります」

佐々木はまた、どのスカウトの報告書にも記載されていない別の武器にも照準を合わせている。スタンフォード大のキャンパスに足を踏み入れてから米国文化に適応し、英語を学んだ佐々木は、マイアミの環境に溶け込む準備ができている。

「スペイン語を話すように努め、勉強します」と意気込んだ。

「それが次の目標だと思う。自分はここでは英語のネイティブスピーカーではないので、まずは英語、そして同時にスペイン語にも勉強します」