レンジャーズのシーガーがセミエンとの「不仲説」を一蹴

球団史上初のワールドシリーズ制覇に貢献した二遊間コンビ

2:30 AM UTC

コリー・シーガーとマーカス・セミエンは、レンジャーズを約束の地へ導くことを期待され、2021年オフに2つの大型契約を結んだ。

彼らはそれを達成し、2023年にレンジャーズを球団史上初のワールドシリーズ制覇に導いた。しかし、それから2年が経ち、セミエンがブランドン・ニモとの1対1のトレードでメッツへ放出されたため、レンジャーズに残っているのはシーガーだけとなった。

シーガーは「彼は本当に素晴らしい選手だ。僕たちはワールドシリーズ制覇を成し遂げたんだ。僕たちが成し遂げた偉業を誰も奪うことはできない。(セミエンのトレードは)予想していたか、予想外だったかと言われると分からないが、野球ってそういうものだよね。そういうことが起こることもある。ニモの加入は嬉しいし、彼の活躍を楽しみにしている。どんなシーズンになるか楽しみだね」と語った。

セミエンとの「不仲説」について尋ねられると、シーガーはいかなる緊張関係も重大視しなかった。確かに2人は親友ではなかったかもしれない。だからといって、それが野球に影響するわけではない。2人はチームメイトであり、一緒に働く仲間であり、それぞれ異なる個性を持ちながらチームを牽引していた。

シーガーは「(不仲説は)すべて憶測にすぎない。僕とマーカスは素晴らしい関係を築いていた。お互いのことをリスペクトしていたし、プロフェッショナルとして、自分の仕事の進め方や目標の達成の仕方を知っていた。そして、2023年にそれを成し遂げたんだ。さっきも言ったけど、それを僕たちから奪うことはできないよ」と話した。

では、ポストシーズン返り咲きを目指し、ロースターを再編したレンジャーズのクラブハウスにおいて、シーガーはどんな役割を担うのだろうか。

まずはスキップ・シューマッカー新監督の特徴の1つである「チーム文化の再構築」から始まる。シーガーによると、シューマッカー監督は初めてのチーム全体練習に先立ち、所信表明のスピーチを行ったという。

シーガーはそのスピーチを振り返り、「彼は多くの人々を奮い立たせ、正しい方向へと導いたんだ。今はそれを維持していくことが大切だと思う。どのように人々を助け、物事を正しい方向に進めていくか。そして、いかにその道から外れることなく、正しい道を歩み続けるかが大切だ」と語る。

それはどのようにすれば実現できるのか。

「難しいね。秘訣を知っていたら、絶対に道から外れることはない。とにかくクラブハウスに良い仲間を集め、良い姿勢で取り組み、毎日試合に出て、勝利を目指すことが大切だと思う。それが非常に大きな力になるはずだ」とシーガーは言う。

シーガーはこれまで、決して外向的なリーダーではなかった。レンジャーズに在籍していた間、セミエンが非公式ながらもキャプテンの役割を担っていた。しかし、このスター遊撃手は求められれば、キャプテンのように周りを助ける役割を担うこともいとわない。

シーガーはリーダーとしての最大の責任の1つとして「人々を惑わせないこと」を挙げる。優れたコーチは発言すべき適切なタイミングを知っているだけでなく、発言すべきでないタイミングも理解しているものだ。

決して簡単なスキルではないが、シーガーは毎日それを実践しようと努めている。

「(もし自分がリーダーとみなされているとして)人々に指図することはないよ。重要なのは、いかに邪魔にならないかということだ。それが人々の助けになるんだ。もちろん、1人のベテラン選手として、包み隠さず話せる人でありたいし、親しみやすい人でありたいと思っている」とシーガー。

そして「できるところから手伝う。場所を選ぶ。でもそれ以外は、仲間の1人として、チームを正しい方向に導こうとするだけだよ」と理想のリーダー像について語った。