オリオールズ新監督にアルバーナスが就任へ

今季ガーディアンズで助監督を務めた42歳

October 27th, 2025

ESPNのジェフ・パッサン記者の報道によると、オリオールズは新監督としてガーディアンズのアソシエイトマネージャー(助監督)を務めるクレイグ・アルバーナスを採用する方針を固めたようだ。まだ球団からの公式発表は行われていない。

42歳のアルバーナスは直近2シーズンをガーディアンズのコーチングスタッフの一員として過ごし、2024年はベンチコーチ、今季は助監督を務めた。

コーチとしてのキャリアは2015年にレイズ傘下でスタート。5シーズンに渡りマイナー各階級で様々な役職を経験し、2018年にはハイAのボーリンググリーンで監督を務めた。

2020年からの4シーズンはジャイアンツに在籍。ブルペンコーチと捕手コーチを務めた。

現役時代は捕手で、2006年にドラフト外のフリーエージェント(FA)としてレイズに入団。マイナーで9シーズンを過ごしたが、メジャー昇格を果たすことはできなかった。

オリオールズは今季、優勝候補の一角として大きな期待を集めていたが、スタートダッシュに失敗し、5月には長年チームを率いてきたブランドン・ハイド監督を解任。その後、119試合はトニー・マンソリーノ監督代行が指揮を執り、60勝59敗と勝ち越したものの、アメリカン・リーグ東地区の最下位(75勝87敗)でシーズンを終えた。

オリオールズには正遊撃手ガナー・ヘンダーソン、正捕手アドリー・ラッチマン、正二塁手ジャクソン・ホリデイら若くて才能豊かな選手が揃う。アルバーナスはオリオールズの新監督して、2023~24年に続くポストシーズン進出を目指すことになる。