アストロズ勝利、Rソックス・吉田は代打でタイムリー二塁打

トミー・ジョン手術から復帰のハビアーが5回2失点で白星

August 12th, 2025

アストロズ7-6レッドソックス】ヒューストン/ダイキンパーク、8月11日(日本時間12日)

レッドソックスの吉田正尚は敵地でのアストロズ戦、七回に代打で起用され、ライトへのタイムリー二塁打を放つ活躍。しかし、反撃はあと一歩及ばず、アストロズが7-6で勝利した。

アストロズのカルロス・コレアが古巣復帰後初めてダイキンパークで出場し、レッドソックスのアレックス・ブレグマンは移籍後初めてヒューストンに戻ってくるなど、何かと話題の多い試合だったが、アストロズの選手たちが歓迎したのはクリスチャン・ハビアーの復帰だ。

トミー・ジョン手術で長期離脱していたハビアーがメジャーのマウンドに立つのは昨年5月21日以来。5回85球を投げて3安打2失点、5三振、2四球と好投し、復帰戦で勝利を挙げた。また、チャス・マコーミックに約1年ぶりの本塁打が飛び出したことも、アストロズにとって明るい材料だった。

ハビアーは初回先頭のロマン・アンソニーにヒットを許し、続くブレグマンに15号先制2ランを浴びたものの、それ以降の被安打は1本だけ。ブレグマンの初打席では3万9330人の観衆から盛大な歓声が送られたが、ハビアーは初回を2失点だけで切り抜けると、二回以降は自分のペースを取り戻した。

レッドソックスの好投手ギャレット・クローシェと対峙したアストロズ打線は、三回にコレアのタイムリーで1点差とし、クリスチャン・ウォーカーの2点タイムリー二塁打で逆転に成功。四回にはマコーミックが昨年8月28日以来の本塁打となる1号2ランを放ち、5-2とリードを広げた。

五回にはレッドソックス2番手のジョーダン・ヒックスからラモン・ウリアスが9号2ランを放ち、5点リードに。ウリアスはアストロズ移籍後初のホームゲームで地元ファンに挨拶代わりの一発をプレゼントした。

試合はその後、レッドソックスが七回に4点を返したものの、アストロズが1点差で逃げ切った。

長期離脱していたハビアーは、マイナーでのリハビリで5試合に登板。合計14イニングを投げて防御率5.14、15三振、15四球と不安の残る内容だったが、メジャー復帰戦でしっかり結果を残した。

2022年に自己最多の11勝を挙げた実力者であり、148回2/3を投げて防御率2.54、194三振と飛躍のシーズンだった。25回1/3連続無失点のままレギュラーシーズンを終え、ワールドシリーズ第4戦ではフィリーズを相手に6イニングを無安打に抑える快投で継投ノーヒッター達成の立役者となった。

2023年は2年連続の2ケタ勝利をマークし、自身初の規定投球回をクリアしたものの、防御率4.56とやや後退のシーズンに。翌2024年は7試合に先発して3勝1敗、防御率3.89を記録していたが、トミー・ジョン手術を受けてシーズン終了となった。

アストロズはスペンサー・アリゲッティに続いてハビアーが復帰し、コマ不足の状況が続いていた先発陣にようやく光明が見え始めてきた。トミー・ジョン手術で2023年途中から長期離脱しているルイス・ガルシアも戦列復帰が近づいており、そろいつつある先発陣はさらにアップグレードされる可能性を秘めている。