【フィリーズ4-2エンゼルス】アナハイム/エンゼルスタジアム、8月29日(日本時間8月30日)
クリストファー・サンチェスが目指しているのは、この日到達した記録よりもさらに大きな目標だ。
ワールドシリーズ優勝。2010年のロイ・ハラデイ以来となるフィリーズのシーズン20勝投手。そして、いつかサイ・ヤング賞を獲得することも目指している。
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そのすべてが実現する可能性はある。中には今季中に達成できるものもある。
だがひとまずは、再びシーズン200奪三振を達成したことを誇りに思うだろう。五回の3者連続三振で、2年連続で大台へ到達した。
直近14試合で12勝目を挙げたフィリーズは76勝60敗となり、ナ・リーグのワイルドカード第2枠を争うパドレス(72勝64敗)とダイヤモンドバックス(73勝65敗)に4ゲーム差をつけている。ナ・リーグ東地区では、ブレーブス(81勝55敗)との5ゲーム差を維持した。
サンチェスは五回、先頭のデンゼル・グスマンに単打を許したが、トラビス・ダーノー、ウェイド・メクラー、ザック・ネトをわずか10球で3者連続三振に仕留めた。節目の200個目は、代名詞であるチェンジアップだった。外角低めへ完璧に制球された球に、ネトのバットは空を切った。
サンチェスは昨季初めて200奪三振へ到達し、最終的に212まで伸ばした。今季はまだ約1カ月を残しており、その数字を大幅に更新する可能性が高い。
これにより、複数シーズンで200奪三振を記録したフィリーズ史上12人目の投手となった。この顔ぶれには現在のチームメートが3人いる。ヘスス・ルサルドは前回登板で2年連続の200奪三振に到達。アーロン・ノラは5度、ザック・ウィーラーは3度達成している。
フィリーズで複数回のシーズン200奪三振を記録した投手は以下の通りだ。
- スティーブ・カールトン(7度)
- アーロン・ノラ(5度)
- ジム・バニング(4度)
- グローバー・アレクサンダー(4度)
- ザック・ウィーラー(3度)
- クリフ・リー(3度)
- コール・ハメルズ(3度)
- ヘスス・ルサルド(2度)
- ロイ・ハラデイ(2度)
- カート・シリング(2度)
- クリス・ショート(2度)
サンチェスは7回を無失点、2安打、1四球で、8三振を奪った。今季の奪三振数は202となり、ルサルドの203に続いている。ナ・リーグで2人を上回るのは、222奪三振のジェイコブ・ミジオロウスキーだけだ。
しかし、シーズン20勝へ近づくことはできなかった。八回2死からジョナサン・ボウランがネトに同点本塁打を許し、エース左腕に勝敗はつかなかった。
サンチェスは7回まで91球しか投げていなかったが、八回に2度のリプレー検証があり、攻撃が長引いたため、その裏のマウンドには戻らなかった。最後の投球から約20分が経過しており、ドン・マッティングリー暫定監督は救援陣への継投を決めた。
期待していたより時間はかかったものの、フィリーズは延長10回に3点を奪い、勝利を決めた。
