スミス欠場を埋める躍動、ラッシングの3打点で逆転勝利

2:01 AM UTC

ドジャース9-5フィリーズ】フィラデルフィア/シチズンズバンクパーク、7月22日(日本時間23日)

ダルトン・ラッシングにはウィル・スミスのような優勝経験こそない。それでも若き捕手は、首の炎症が1カ月半にわたって長引いている3度のオールスター選出歴を持つ正捕手の穴を埋めようと、懸命に役割を果たしている。

ラッシングはこの日、本塁打を含む3打点を挙げ、チームは敵地での3連戦を2勝1敗で勝ち越した。ラッシングの1試合3打点以上は今季5度目。ドジャースでは、9度記録しているアンディ・パヘスに次ぐ多さとなった。

MLBの最新ニュースを見逃さない!

メジャー2年目のラッシングは、グラウンド上のパフォーマンス以上に、感情の起伏が激しい一面で注目を集めてきたかもしれない。それでも浮き沈みを経験する中で、打線を支える存在へと成長した。スミスの復帰が早くても8月中旬となる見込みで、その働きはより重要な意味を持つ。

ドジャース打線は三回までフィリーズの右腕アーロン・ノラから安打を放てずにいたが、2死からラッシングが本塁打を放ち、1-2と点差を縮めた。今季11号は左中間へ飛び込む一発。飛距離は438フィート(約133.5メートル)、打球速度は107.7マイル(約173.3キロ)を記録した。

ラッシングは次の打席でも仕事を果たした。五回、右翼線へ鋭い二塁打を放って2者を迎え入れ、3-2と逆転。その裏、ブライアン・デラクルーズが先発エリック・ラウアーからソロ本塁打を放ち、フィリーズが同点に追いついたが、直後の六回にマックス・マンシーの2ランでドジャースが再びリードを奪った。マンシーはドジャースでの通算本塁打を229本とし、ロン・セイを抜いて球団史上単独5位に浮上した。

そこからはドジャースのペースとなった。八回にはトミー・エドマンの走者一掃の三塁打を含む4得点を挙げ、リードを広げた。ラッシングは最後の2打席では安打を放てなかったものの、勝利の立役者となった。

スミスの負傷後、正捕手として出場する機会を得ているラッシングは、そのチャンスを生かしている。打撃には波があるものの、この日の試合前時点でwRC+は118。200打席以上に立っている捕手の中では7位だった。一方、負傷前のスミスはwRC+102と平均をわずかに上回っていたが、自身の通算水準を下回っていた。