捕手ラッシング、右肘UCL部分断裂 今季中の捕手復帰は絶望的も代打で復帰目指す

August 5th, 2026

ドジャースの捕手事情に新たな痛手だ。ドルトン・ラッシングはMRI検査の結果、右肘の内側側副靱帯(UCL)の部分断裂と診断された。今季中に捕手としての復帰はかなり低いものの、シーズン終盤に左の代打として復帰させるプランを模索している。

デーブ・ロバーツ監督は5日(日本時間6日)のカブス戦前に「(捕手として戻る可能性は)かなり低いと思う。私の予想が外れてほしいけどね。本当にタフな選手。それでもこういう状態になったということは、それだけ深刻だということ。ただ、打撃だけでも戻せるようにしたい」と語った。

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正捕手ウィル・スミスも首の椎間板炎症で約2カ月にわたって負傷者リスト(IL)入りしており、ドジャースはトレード期限前に再獲得したベン・ロートベットとハンター・フェドゥシアの2人を、当面の捕手陣として起用することになる。

ラッシングは3日(同4日)のキャッチボール中に右肘の違和感を訴え、試合を欠場。翌日に10日間のIL入りとなった。少なくとも4週間は送球を控え、その後は状態を見ながら打撃練習を再開する予定だ。

手術の可能性も残されているが、球団はまず保存療法と休養による回復を見極める方針。バットを振れる段階まで回復するかどうかが、今後の判断材料となる。

ロバーツ監督は「考えられる選択肢をすべて整理した上での決断だ。ただ、2週間ほど様子を見ることによるデメリットはほとんどない。治療への反応を見てから判断したい」と話した。

ラッシングはメジャー2年目の今季、スミスに代わって先発マスクをかぶる機会が増え、打率.253、OPS.809を記録。今季240打席以上に立った捕手の中では、打撃指標「wRC+」123で5位と攻守両面で存在感を示していた。

一方のスミスは負傷前まで打率.249、OPS.720と本来の調子を欠いていたが、リハビリの遅れを経てようやく野球活動を本格化させた。ただし復帰時期は未定で、9月より前の戦列復帰は難しい見通しとなっている。

再加入したロートベットは昨年9月にもスミスとラッシングの負傷時に正捕手を務めた経験があり、「知っている投手が多いし、どういう配球を好むかも分かっている。コーチ陣のやり方にも慣れているので、順応しやすい」と話した。

当面はロートベットが先発マスクをかぶり、フェドゥシアが控えを務める見込み。打撃力ではスミスやラッシングに及ばないものの、ロバーツ監督は「このチームの打線を考えれば、彼らの打撃はプラスアルファ。求めているのは失点を防ぐこと。投手陣をしっかり支えてほしい」と守備面への期待を口にした。