MLBパイプラインでアスレチックスの有望株ランキング6位のデンゼル・クラーク。メジャー昇格からまだ3週間も経っていないが、2025年の年間トップキャッチランキングをすでに独占しそうな勢いだ。
月曜夜、敵地アナハイムでのエンゼルスとの試合でノーラン・シャニュエルの推定飛距離約121メートル(398フィート)の打球を好捕。右手でフェンス上部を掴み体を支え身体を宙に浮かせると、フェンスの奥に倒れそうな勢いで腕を伸ばしボールをつかみ取った。
まぎれもない「スーパープレー」だが、クラークにとってはわずか10日間で2度目の出来事。5月30日のブルージェイズとの一戦でも、アレハンドロ・カークの本塁打級の一発をフェンスを飛び越えて捕球していた。「スパイダーマンかと思った」と形容されるほどのプレーで話題をさらった。
再び球場に現れたスパイダーマン。3週連続の「Play of the Week」受賞が現実味を帯びている。
