タッカーがサイクルに迫る大活躍! ドジャース、5年連続の地区優勝 14年で13度目

September 17th, 2026

ドジャース8−2レッズ】シンシナティ/グレートアメリカンボールパーク 9月17日(日本時間18日)

ドジャースが、またひとつマイルストーンを刻んだ。17日(日本時間18日)、敵地でレッズを8-2で下し、5年連続、14年間で13度目となるナ・リーグ西地区優勝を決めた。

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ポストシーズン進出を決めてから3日。今度は地区優勝を祝うシャンパンファイトで、クラブハウスが大いに沸いた。ただ、これが今季最後の祝勝会になるとは、誰も思っていない。

「毎年、その年を戦うことに夢中になるから、なかなか全体を振り返る余裕はない」とアンドリュー・フリードマン編成本部長。

「今季もいろいろあった。でも大切なのは、どうシーズンを終えて、どんな状態で10月を迎えるかだ」

地区制が始まった1969年以降、ドジャースの地区優勝はこれで24度目でメジャー最多を更新した。チームはさらにその先を見据える。

この日の打線を引っ張ったのはカイル・タッカーだった。4安打3打点。三塁打が出ればサイクル安打という大暴れで、球団史上2017年以来となるサイクル達成にもあと一歩まで迫った。

フレディ・フリーマン、マックス・マンシー、ホスエ・デ・パウラ、ミゲル・ロハスも打点を挙げ、ブルペンデーとなった投手陣を援護した。

投手陣も踏ん張った。

ジャスティン・ロブレスキーが最初の3イニングを完璧に抑えると、ランドン・ナックが4イニングを無失点。九回に1点を失ったものの、レッズの反撃を許さなかった。

負傷者を抱えても前へ

残りは9試合。ドジャースは、決して万全ではない。大谷翔平は15日間のIL入り。初のオールスターに選ばれたアンディ・パヘスも離脱中だ。

先発ローテーションも、シーズンの大半を支えてきた6人制から4人に減っている。それでも、チームは前へ進み続ける。

「ここ数年、同じ状況だ。誰かが離脱すれば、別の誰かが穴を埋める。それを繰り返してきた」とマックス・マンシーは話す。

ポストシーズンまでには、負傷者の復帰も見込まれている。さらに、ナ・リーグ第2シードを確保できれば、地区シリーズからスタートできる。レギュラーシーズン終了後に5日間の休養を取れるのも大きい。現在、ドジャースは第2シード争いでブレーブスに4ゲーム差をつけている。

目指すは史上3度目の3連覇

もちろんドジャースにも弱点がある。それでも、2024年、2025年にワールドシリーズを連覇したチームも、決して完璧ではなかった。昨年、25年ぶりとなるワールドシリーズ連覇を達成したドジャース。今度は、1998~2000年のヤンキース以来となるワールドシリーズ3連覇を狙う。

「3連覇」という言葉は、昨年の連覇直後からチームを取り巻いていた。しかしロバーツ監督が選手たちに求めてきたのは、先のことを考えすぎず、目の前に集中することだった。

春季キャンプ初日には、こんな言葉を贈っている。

「グレイハウンドのように、前だけを見て走れ」

シーズン途中に加入したタリック・スクーバルも、それを実感する一人だ。ドジャース加入直後、チームは今季最長の7連敗中。それでも、クラブハウスに焦りはなかったという。

「このチームにはパニックがなかった。だから、大事な場面でもプレッシャーに負けないんだと思う」

ワールドシリーズまでの道のりは長い。ただ、ドジャースには何度もその道を歩いてきた経験がある。

ムーキー・ベッツは言う。

「違うシーズンだけど、結局は同じようなものだと思う。同じ仲間がいて、お互いに何を期待されているかも分かっている」

そして最後に、こう続けた。

「目指すものは毎年同じ。ここまで来たら、どうやってたどり着いたかを気にしすぎる必要はない。たどり着くことが大事なんだ」