ジャイアンツに敗れ8年ぶりの7連敗

大谷の32号は『スプラッシュヒット』を記録

July 12th, 2025

ジャイアンツ8-7ドジャース】サンフランシスコ/オラクル・パーク、7月11日(日本時間12日)

ここ最近の打撃不振を吹き飛ばすような粘りを見せたロサンゼルス・ドジャースだったが、この1週間の不調から脱出するには、あと一歩及ばなかった。

敵地オラクルパークでのジャイアンツとの同地区直接対決の初戦で8-7と惜敗。これで7連敗となり、2017年9月の11連敗以来のワースト記録となった。

連敗中は、6試合で10得点44失点と散々な内容で、そのうち5試合は2点以下に抑えられるなど、非常に苦戦していた。この日は7得点を挙げたが勝利には及ばなかった。

まず三回、大谷翔平が右中間スタンドを超えマッコビー湾へ飛び込む『スプラッシュヒット』を放ち2-1と勝ち越しに成功。太田にはナ・リーグ単独トップとなる32号2ランを記録した。

しかしその後、先発ダスティン・メイが制球を乱し、五回途中までに大量失点。ジャイアンツ打線の猛攻を受け、4回2/3、7失点で降板となった。

六回には、テオスカー・ヘルナンデスの2点二塁打、マイケル・コンフォートの2ランで8-6と2点差に迫ると、七回にウィル・スミスの適時打で1点差に。しかし、その『あと1点』が出なかった。九回には1死一、二塁のチャンスを迎えるも、スミスがダブルプレーに倒れた。

唯一の朗報は、11連敗を喫した2017年には地区優勝を果たしたということ。2位ジャイアンツとはまだ4ゲーム差で、悲観しすぎる必要はないが、深い穴にハマってしまっているのも事実だ。