【ドジャース3−4xダイヤモンドバックス】フェニックス/チェースフィールド、8月7日(日本時間8日)
今季ワーストの連敗を止める好機を迎えたドジャースは、試合を締めくくるため守護神エドウィン・ディアス投手(32)をマウンドへ送った。
しかし、ディアスは先頭打者に四球を与え、ダイヤモンドバックスに反撃のきっかけを許した。その後、ダイヤモンドバックス打線が一気に攻め立てた。
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ディアスはライアン・ウォルドシュミット外野手(23)にサヨナラ2ランを浴び、敗れた。
ドジャースは7連敗。2025年7月にも7連敗を喫しており、それ以来となる今季最長の連敗となった。
デーブ・ロバーツ監督(54)は「負けは負けだが、サヨナラ負けは決して気分のいいものではない。攻守ともに隙のない試合ではなかったが、勝てる状況までは持っていけた。残念ながら、最後まで勝ち切れなかった」と振り返った。
ディアスは「もっと良くしなければいけない。自分はメジャーの投手だから、しっかり投げ切らないといけない。次に登板するときは、もっと良い投球をしないといけない」と語った。
ドジャース打線はメリル・ケリー投手(37)に五回まで無安打に抑えられたが、その後は少しずつ反撃。八回、アンディ・パヘス外野手(25)がブランディン・ガルシア投手(26)から勝ち越しソロを放った。わずか1点のリードだったが、この試合でドジャースが奪った唯一のリードだった。
左腕タナー・スコット投手(32)は八回裏、辛うじて1点のリードを守った。簡単に2死を奪ったが、ガブリエル・モレノ捕手(26)の飛球が左翼テオスカー・ヘルナンデス外野手(33)の頭上を越えて二塁打。その後、ケテル・マルテ内野手(32)を申告敬遠し、イルデマロ・バルガス内野手(35)にも四球を与えて満塁となった。
スコットはこの日、速球を6球投げ、平均球速は今季平均を1.5マイル(約2.4キロ)下回った。それでもノーラン・アレナド内野手(35)との12球に及ぶ勝負を制し、見逃し三振。満塁の走者を残して切り抜けた。
ロバーツ監督は「一塁が空いている状況で、左投手に対して球界屈指の打者であるマルテに勝負させるつもりはなかった。その後、代打のバルガスにも四球を与えて苦しい状況になった。結局25球を要したが、アレナドを抑えた最後の1球は大きかった」と説明した。
九回裏はディアスが登板した。ドジャースの守護神は4月に右肘の遊離体を除去する手術を受け、3か月以上にわたって負傷者リスト入り。復帰後は本来の安定感を欠いているが、7月29日(同30日)にチームへ戻って以降もセーブ機会を任されてきた。
ディアスはマックス・ケプラー外野手(33)を1ボール2ストライクと追い込んだものの、四球を与えた。続くティム・タワ内野手(27)は3球で見逃し三振。ウォルドシュミットも2ストライクまで追い込んだが、2ボール2ストライクからスライダーが真ん中に甘く入り、左中間スタンドへ運ばれた。ダイヤモンドバックスのサヨナラ勝ちが決まった。
ウォルドシュミットは一塁を回った直後に右拳を突き上げた。対照的に、ディアスは首を振りながらマウンドを降りた。
ディアスは負傷者リストから復帰後の4登板で計3回を投げ、2本塁打を浴びて自責点4。この期間では初めてセーブに失敗した。投球が安定しない最大の要因として、本人はスライダーの感覚を挙げている。
ディアスは「明日球場に来たら、感覚を取り戻さないといけない。スライダーは自分にとって大事な球だから。速球もいいが、三振を取る球はスライダー。今日は2ストライクから失投して、真ん中に入ってしまった」と話した。
復帰後のディアスには、余裕のある場面で調整できる登板機会がほとんどなかった。ただ、現役屈指の実績を持つ守護神であり、ドジャースもクローザーを任せるために獲得した。救援陣は7月1日(同2日)以降、防御率5.03と苦戦しており、ロバーツ監督は1点リードの九回で状態の上がらないディアスより明確に優れた選択肢はないと判断した。
ロバーツ監督は「選手が実績によって勝ち取った役割は維持していかなければならない。それぞれを適した場面で起用し、数週間前のような流れをもう一度つくっていきたい。現時点では、明確な代替案があるとは思っていない」と守護神を任せ続ける考えだ。
