ドジャース、メイのトレードを検討か

ブルペンへの配置転換が最有力の選択肢

July 25th, 2025

負傷者の続出に加え、タナー・スコットやカービー・イェーツといった新戦力が期待に応えられず、ブルペンが弱点となっているドジャース。トレード市場でブルペンの補強を目指す方針であることが報じられているが、負傷者の復帰でコマが揃いつつある先発ローテーションからダスティン・メイをブルペンに回すという選択肢もある。

今季のメイは先発ローテーションの一角として開幕を迎え、前半戦は17試合に先発して5勝6敗、防御率4.96を記録。しかし、後半戦の初登板は大谷翔平に次ぐ2番手として投げ、4回2/3を5安打無失点に抑える好投を見せた。メイがリリーフで登板するのは2020年以来5年ぶりのことだった。

ドジャースは現在、山本由伸、大谷、タイラー・グラスナウ、クレイトン・カーショウ、エメット・シーアンの5人が先発ローテーションを担い、メイはロングリリーフ(もしくは谷間の先発)として起用されている。まもなくブレイク・スネルが復帰する予定であり、スネルの復帰もメイのブルペンへの配置転換を後押しするだろう。

ドジャースにとって、もう1つの選択肢はメイをトレードすることだ。米メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者は関係者から得た情報として、ドジャースがメイのトレードを検討していることを報じている。

しかし、トレード市場において、メイがどれくらいの価値をもたらすのかは不透明だ。「エース級のポテンシャルを持つ」と評価されてきたメイだが、相次ぐ負傷もあり、メジャーの舞台で才能を本格開花させるには至っていない。また、今季終了後にFAとなるメイを売り手の立場にあるチームがほしがる可能性は低く、ドジャースがブルペンを補強するためのトレードのコマとしてメイを活用するのは難しいだろう。

よって、ドジャースにとって最も現実的な選択肢は、メイをブルペンの一角として起用することだ。メイのシンカー&スイーパーのコンビネーションは強力であり、短いイニングなら今以上に強力な武器となる可能性もある。なお、メイはリリーフで通算13試合に登板し、防御率2.73を記録している。