2026年のUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)とドラフト全体1位候補のロック・チョロウスキー内野手(21)には、多くの必然性が感じられる。
7日(日本時間8日)の試合を前に23連勝を記録していた。2026年ドラフトの全体1位指名が有力視されるチョロウスキーは、猛打を振るっている。21歳の誕生日を迎えたこともあり、舞台はまさに豪快な一発を待ち望んでいた。
そこでチョロウスキーは2度の大きなスイングで、2度期待に応えた。
第1打席、カウント3-1からの好機で内角球を捉えた。打球速度108マイル(約173.8キロ)の一打は、カリフォルニア州立大学フラトン校の本拠地グッドウィン・フィールドの左翼席へと消えた。千両役者ぶりを発揮し、九回にも左中間への423フィート(約128.9メートル)の2ランを放ってこの夜を締めくくった。
チョロウスキーは今季12号、13号の本塁打を記録した。3安打を放った5日(日本時間6日)にも本塁打を放っており、直近2試合で3本目となった。
2026 Draft, July 11-12:
21歳の誕生日を祝う方法は数多くある。豪快な2本の本塁打を放つことは、責任感と高揚感の絶妙なバランスを保っていると言えるだろう。チョロウスキーは大学球界でこの記録を達成したが、21歳の誕生日に本塁打を放ったメジャーリーガーのリストには、驚異的な才能が集まっている。
・マイク・トラウト(34):2012年8月7日
・ジェイソン・ヘイワード(36):2010年8月9日
・アレックス・ロドリゲス(50):1996年7月27日
・フランク・ロビンソン:1956年8月31日
・テッド・ウィリアムズ:1939年8月30日
当然ながら、この選手たちは21歳の時に実際にメジャーに昇格していた。アリゾナ州チャンドラーのハミルトン高校で、2競技のスター選手として活躍したチョロウスキー。トップ50の有望株だった2023年にドラフトで指名され、契約していれば、同様の道を歩んでいたかもしれない。今、全体1位指名が有力視されるだけでなく、マイナーリーグを驚異的なスピードで昇格することが期待される存在として、ドラフトの7月を迎えることになる。
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ゴールデン・スパイク賞のシーズン中盤の候補リスト(アマチュア最優秀選手賞)に選出されているチョロウスキーは、UCLAが7-3で勝利した試合でさらに安打を放ち、今季10試合目のマルチ安打を記録した。チームはこれで24連勝。シーズン序盤の7試合で6本塁打を量産した後、本塁打のペースこそ落ち着いたが、打率.352、出塁率.475、長打率.728と全体的な成績は高い水準を維持している。
遊撃手としての守備が極めて優秀で攻撃では、三振数と同等の四球を選んでいる(11.7%の割合)ことも考慮すれば、チョロウスキーが過去20年あまりで最高の大学生遊撃手のドラフト候補であるという熱狂的な評価に、疑いの余地はない。
それはまさに、野球界にとっては祝うにふさわしいことだ。
