【マリナーズ1−8ブルージェイズ】トロント/ロジャースセンター 8月28日(日本時間29日)
前日の敗戦では、本拠地ファンからブーイングも飛んだ。嫌な流れを断ち切るべく、エースに託し、ディラン・シースが、その期待に応えた。
6回を1失点、8奪三振。圧巻の投球でマリナーズ打線を封じ、ブルージェイズを快勝に導いた。この勝利でブルージェイズは、ア・リーグ最後のワイルドカード枠を争うガーディアンズとのゲーム差を2.5に縮めた。
「本当にいい立て直しの勝利だった。初回にすぐ答えを出せたのも良かった」
ジョン・シュナイダー監督も満足げに振り返った。
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シース、サイ・ヤング賞争いでまた一歩
シースの安定感が際立っている。これで19試合連続7奪三振以上。1シーズンでこの記録を続けたのは、2001年のランディ・ジョンソン以来だ。
ア・リーグのサイ・ヤング賞争いは、シースとヤンキースのキャム・シュリットラーが争っている。シュリットラーはレッドソックス戦で5回2/3を無失点、8奪三振と好投した。
シュナイダー監督がシースを高く評価する理由は、奪三振だけではない。
「彼がマウンドにいると、深いイニングまで任せられるという安心感がある。それが、その前後の試合の戦い方にも影響する」
ブルペンを休ませられる。その価値も大きい。シース自身も「今はどの試合も勝たなければいけないと感じている」と力を込めた。
岡本も一発!打線に待望の長打攻勢
打線もエースを援護した。
初回に3-1とリードすると、五回にネイサン・ルークス、ジョージ・スプリンガーが連続ソロ。六回には岡本和真も27号ソロを放った。
特に岡本の一発は、苦手としてきたスイーパーを捉えたもの。
「今夜はカズと俺でウイスキーを飲むよ。あのスイーパーは彼の天敵だったけど、今夜は仕留めたね」とシュナイダー監督も喜んだ。
9月の勝負を見据えれば、長打力は欠かせない。ブルージェイズが今季、4連勝を超える連勝を記録したことはまだない。
ここから勢いをつけられるか。打線の一発攻勢がカギになる。
ゲレーロJr.、本拠地11試合を残す
ブラディミール・ゲレーロJr.は、タイムリー二塁打を放ったものの、今季、本拠地では本塁打が出ていない。
残り26試合のうち、本拠地ゲームは11試合。ワイルドカード争いを勝ち抜くには、ゲレーロJr.の復調が欠かせない。
エースが投げ、打線が応える。
ブルージェイズが、勝負の9月へ向けて再び動き始めた。
