ブルージェイズの内野手クレメントがア・リーグ最多得票、初のオールスター戦でスタメン二塁が確定

June 25th, 2026

アーニー・クレメント(30)が2026年オールスター戦でア・リーグのスタメン二塁手に決定した。スター選手への思いがけない道のりにおいて、また一つ驚異的な瞬間を迎えた。クレメントは第1次投票でア・リーグの全選手で最多となる323万2932票を集めた。これにより第2次投票に進むことなく、二塁手としての先発出場を決めた。

ナ・リーグについては、野球界にとってそれほど驚きではないものの、大谷翔平(31)が全体トップの得票数を集め、自身6度目のオールスター戦でDHとして先発出場が確定した。

投票期間が終わる頃には、クレメントにはともに参加する仲間ができているはずだ。ジョン・シュナイダー監督(46)はブルージェイズのスタッフとともにア・リーグを指揮する。一方、アレハンドロ・カーク(27)、ブラディミール・ゲレーロJr.(27)、アンドレス・ヒメネス(27)、岡本和真(29)、ドールトン・バーショ(29)、ヘスス・サンチェス(28)、ジョージ・スプリンガー(36)は各ポジションで上位2人(外野手は上位6人)に入り、第2次投票へ進んだ。

第2次投票ではすべての得票数がゼロにリセットされ、29日(日本時間30日)に投票が始まる。ファンは72時間以内に投票し、7月2日(同3日)に投票期間が終了する。選出結果は7月4日(同5日)にFOXの番組内で発表される。

初のオールスター戦選出となるクレメントの莫大な得票数は、2025年のポストシーズンで記録的な活躍をした後であっても、米国のファンを驚かせるかもしれない。しかし、クレメントは急速にカナダで最も愛されるアスリートの1人になっている。

クレメントはカナダのチームにとって完璧な選手だ。2023年にアスレチックスを自由契約となった後、ブルージェイズとマイナー契約を結んだ闘志あふれる内野手。すべてを実力で勝ち取り、ファンとすぐにつながりを持てる性格でそれを成し遂げた。

熱狂的なホッケーファンであり、バットの横にあるロッカーの上にスティックを置いていることも好意的に受け止められている。ブルージェイズが今季序盤にクレメントのレプリカホッケージャージーを配布した際、球場の外には4月の試合としてはこれまでに見たことがないような行列ができた。

シュナイダー監督は「クレメントのプレースタイルと闘志によるものだ。ファンに対してありのまま接している。調子が良い時も悪い時も、ファンの要求を断ることはない。ポストシーズンの大舞台を経験して好感を持たれる選手であり、その勢いを維持している。数年前にアスレチックスから獲得した選手が、今ここにいるのは非常に素晴らしいことだ」と語った。

フィールド上では、クレメントはシーズンの折り返し地点で打率.292、OPS.750をマーク。20二塁打はア・リーグ最多タイだ。さらに4番と9番を除くすべての打順でスタメンしており、コンタクト能力が高く、対戦するどの投手にも適応できるため、シュナイダー監督のお気に入りの戦力となっている。

30歳にして、オールスター選手となった。ブルージェイズが最初にクレメントを獲得した時、毎シーズン何十回も目にする忘れられがちな選手獲得の1つであり、マイナーの選手層を厚くする単なる1人にすぎないと感じられた。しかし、今では球団で最も重要な選手の1人に成長し、オールスター戦へ投票した全国のファンから愛されている。