イメチェンで白星!?右腕ペレス、6回3安打2失点で6勝目

トミー・ジョン手術から今季6月に復帰

August 24th, 2025

マーリンズ5-3ブルージェイズ】マイアミ/ローンデポパーク、8月24日(日本時間25日)

時には、見た目を変えることがプレーに良い変化を与えることもある。

マーリンズの先発エウリー・ペレス(22)は、ブルージェイズとのカード最終戦に新しいグラブと髪型で登場。6回2失点の好投で、スイープ回避に貢献した。

「よく分からないけど、少し変えてみたかったんだ。髪を少し切れば、運の悪さもなくなるかもしれないからね」とペレスは通訳を通じて笑顔で語った。

身長6フィート8インチ(約203センチ)の長身右腕は、この日の勝利で8月の5先発で3勝0敗。しかし、前回のカージナルス戦では4回1/3を投げ、3失点(自責1)6三振でチームは8-3で敗れ、その前の2先発では計9失点、5本塁打と乱調で、キャリア通算防御率3.28の投手としては物足りない内容だった。

そんな流れを払拭すべく、髪を切ったペレス。その効果もあってか、強力ブルージェイズ打線相手に自己最多の94球を投げ、3安打4三振の好投。打線は、三回にエリック・ワガマンの本塁打で先制すると、続く四回にはヤコブ・マーシーが走者一掃の三塁打を放ち、4-0とリードを広げた。

ペレスは七回に安打と四球を許し降板。すると、継投したレイク・バーカーがバーショに3ランを浴び、一気に1点差に。この一発でペレスには2失点が記録された。

しかし、その裏の攻撃でアグスティン・ラミレスがタイムリーを放ち、貴重な追加点をあげブルージェイズを突き放した。

「この登板を与えてくれた神に感謝している。良い内容だったし、多くの学びを得られた。相手はとても強力な打線だと思う。それに対して、シーズンでもトップクラスの出来が見せられた」と自身の投球を振り返った。

2024シーズンをトミー・ジョン手術で棒にふり、今年6月9日に復帰登板を果たしたペレス。復帰直後は3回4失点で防御率12.00と苦しいスタートとなったが、徐々に調子を取り戻し、7月からは本来の実力を発揮している。

7月は5先発で3勝1敗、防御率1.29を記録。ナ・リーグ2位の数字で、WHIPはMLB全体で1位となる0.64だった。

「最高の気分だよ。ファンとエネルギーを交換している気持ちだ。応援してくれるファンがいるだけで力をもらえる。一人だけじゃなくチーム全体が変わる。それがフィールドでの力になるんだ」とペレスは語った。

才能に満ち溢れた右腕は、最速100マイル(約161キロ)に達する直球を武器に、被打率予測を示すxBAは.199とMLB上位4%に入るほどの実力の持ち主。現在はスライダーをはじめ、直球に変化球を混ぜることでさらに投球の質を高めている。