タティスJr.が22試合ぶりの14号3ラン

七回に勝利を決定づける貴重な一発

June 22nd, 2025

パドレス5-1ロイヤルズ】@サンディエゴ/ペトコ・パーク

フェルナンド・タティスJr.のバットから放たれたバレルの打球は、本拠地ペトコ・パークの左翼席の奥深くに着弾した。

日本時間6月22日にパドレスがロイヤルズを5-1で破った一戦。試合終盤の重要な場面で飛び出した一発にもかかわらず、パドレスのスター右翼手はバットフリップを行わなかった。タティスJr.は一塁ベースに向かって駆け出し、打球の行方を見守り、フェンスを越えたのを確認すると両腕を天に向かって高く伸ばし、空を見つめた。

タティスJr.にはよくあることだが、彼のボディランゲージから心情を読み取ることは簡単だった。

(ついに出た)

そんな感情がにじみ出た振る舞いだった。

久しぶりの一発だった。タティスJr.が最後に本塁打を放ったのは、日本時間5月28日のマーリンズ戦。それ以来、21試合(98打席)にわたって本塁打が出ない状態で今日の試合を迎えていた。これはタティスJr.にとってキャリア最長のノーアーチ期間である。シーズン開幕からの1カ月間は絶好調だったが、それ以降は深刻な打撃不振に陥っていた。

だからこそ、彼には久しぶりの本塁打が必要だった。パドレスもタティスJr.の一発を必要としていた。

七回に飛び出したタティスJr.の14号3ランは、パドレスの勝利を決定づける一発となった。パドレス先発のディラン・シースは6回2/3を投げて3安打1失点の好投を披露。打撃好調のザンダー・ボガーツは今日も2安打を放った。しかし、勝利を決定づけたのはタティスJr.の一発だった。

なお、パドレスの松井裕樹は試合終盤にブルペンで投球練習を行うシーンがあったものの、登板機会はなかった。