MLBは、5日(日本時間6日)コメリカ・パークで行われた試合の四回に、タイガースのフランバー・バルデスがレッドソックスのトレバー・ストーリーに対して故意に投球したとして、6試合の出場停止と金額非公表の罰金を科したと発表した。発表はMLB野球運営部門シニアバイスプレジデントのマイケル・ヒルが行った。
バルデスが異議申し立てを行わない場合、出場停止はレッドソックスとの同カード最終戦が行われるこの日から適用される。異議申し立てを行った場合は、審理が完了するまで処分は保留となる見込みだ。
また、タイガースのA.J.ヒンチ監督にも、1試合の出場停止と金額非公表の罰金が科された。ヒンチ監督は同日の試合でベンチ入りできない。
バルデスの出場停止により、タイガースの先発事情は一気に苦しくなった。タリック・スクーバル、ケーシー・マイズ、さらにジャスティン・バーランダーと先発陣に負傷者が相次ぎ、現在ローテーションに残るのは、ジャック・フラハーティとケイダー・モンテロの2人のみ。モンテロは8日(日本時間9日)のカンザスシティでのシリーズ初戦に登板予定だが、シリーズ最終戦で先発予定だったバルデスの離脱により、週末2試合ともに先発未定という異例の状況に陥っている。
シリーズの前後にオフ日がある日程を踏まえ、球団は“ブルペンデー”でしのぐ可能性もある。その場合、タイ・マッデンをロングリリーフとして起用するプランも現実味を帯びてきた。
なお、バルデスは来週のメッツ戦から復帰可能となる見込みだ。
バルデス本人は試合後、「出場停止に値するとは思わない」と語っていたが、A.J.ヒンチ監督は「昨夜のように試合が中断され、誰かに故意に投げたと判断されて退場となれば、何の代償もなしで済むことはない」と話し、処分は避けられないとの見方を示した。
試合後、元オールスター一塁手のエリック・ホズマーのSNSが波紋を呼んだ。ホズマーは、レッドソックスの打者がグラブの動きから球種を読み取り、バルデスの配球を伝達していた可能性を示唆した。ただし、こうした行為自体はルール上違反ではない。しかし事実であればバルデスにとってマウンド上でのフラストレーションを高める要因になり得るものだった。
バルデスは、そうした兆候については否定している。
「そうは思わない。仮に自分のクセを読まれていたのなら、それは相手が良い仕事をしたということ。ただ、自分としては仕事ができていなかっただけだと思う。正直、そういうことは試合の中で起こり得るものだし、映像を見返して、自分の投球や体の動きを確認する必要がある。常にメカニクスを一定に保とうとしているし、同じ動きを心がけている。もし何か読まれていたとしても、それは相手を称えるべきことだと思う」と、デトロイト・タイガースのスペイン語コミュニケーションディレクター、カルロス・ギレンを通じてコメントしている。
Hinch had a similar outlook.
“I kind of assume always that everybody in the league works towards finding the glove tips and things like that,” said Hinch, who received a one-year suspension and was dismissed as Astros manager in the fallout from MLB’s investigation into the Astros’ sign-stealing scandal following the 2019 season. “I have no idea whether they were or not. It’s all fair, so … the best way to combat that is to clean up your glove and your own pitches. So if they were, that still falls on us.”
