【ブルワーズ1-5ドジャース】ミルウォーキー/アメリカンファミリーフィールド、10月15日(日本時間16日)
ブルワーズの右腕フレディ・ペラルタが、NLCS第2戦で先発登板。エースとしての責任を背負い、ドジャースに立ち向かったが、チームは1-5で敗れ、シリーズ0勝2敗と追い込まれた。
春季キャンプでマーフィー監督から「お前が今年のエースだ。エースは毎回試合に出て結果を出さなければならない」と告げられていた。長年ローテーションを支えたコービン・バーンズはトレードで退団、ブランドン・ウッドラフはケガという状況の中、ペラルタは先発陣の柱として今季に臨んでいた。
エースが先発したNLCS第2戦。ペラルタは5回2/3を投げて7三振、2本塁打を含む6安打、4失点とまずまずの内容だったが、舞台をロサンゼルスに移す第3戦を前に、チームは厳しい立場に追い込まれた。
初回には大谷翔平とスミスを空振り三振に仕留めた。その直後、先頭打者のジャクソン・チューリオの先制弾で援護点をもらったが、二回1死でテオスカー・ヘルナンデスに被弾し同点にされると、さらにキケ・ヘルナンデスの安打で勝ち越しを許した。
それでも中盤は粘りを見せ、三回から五回は無失点で切り抜けた。しかし六回に先頭2人を打ち取った後、マックス・マンシーに痛恨のソロを浴び、97球で降板。
試合の行方を大きく左右する一発を浴びると、膝に手をつき、しばらくその場を動けなかった。
「狙ったところに投げていたし、相手打者が素晴らしかった」と試合後に語ったペラルタの目は赤く、悔しさをにじませた。
問題は打線だ。
シリーズ2試合でチームの得点はわずか2点。得点圏での打席はわずか4回と、極度の貧打に陥っている。イェリッチも「自分自身も含め、もっと打たないと」と現状を厳しく受け止めた。
先発投手のやり繰りも課題だ。第1戦で4回を投げたクイン・プリースターの再登板は中3日となり、第3戦はベテランのホセ・キンタナを起用する可能性がある。しかし、9月14日以降先発しておらず、現状は不透明だ。
マーフィー監督は「今いるのは、実質1.5人分の先発投手だけ」と嘆く。
それでもペラルタは前を向く。
「どうなるかも、誰が投げるのか、誰が投げないのかも、分からない。周りに聞いても、たぶん誰も分かっていないと思うよ。今とは状況が違うけれど、シーズン中も先発5人が揃ってなかった時期があった」とエースは話し、「次に何が起こるかは分からない。でもまだ終わっていない。ページをめくって、次へ進むだけだ」と前を向いた。
