【ブルワーズ0-2フィリーズ】ミルウォーキー/アメリカンファミリーフィールド、9月4日(日本時間9月5日)
ブルワーズの右腕フレディ・ペラルタがMLB史上屈指の安定感を誇っている。
フィリーズとのシリーズ最終戦に先発したペラルタは5回92球無失点の好投。これで、5先発続けて5イニング以上を無失点に抑えた、記録の残る125年のMLBの歴史上11人目の投手となった。他に達成した選手としては、ボブ・ギブソン、ドン・ドライスデール、オーレル・ハーシュハイザーらがおり、直近では2022年にダイヤモンドバックスで、ザック・ギャレンが達成している。
8月のナ・リーグ月間最優秀投手に選ばれたペラルタはその実力を発揮。強力フィリーズ打線から8三振を奪い、2安打3四球も得点を許さなかった。記録会社のエライアス社によれば、ペラルタはこれで連続無失点イニングを29とし、今季のMLB最長記録となっている。
しかし、フィリーズのレンジャー・スアレスも6回無失点の好投。ブルワーズは、二、三、四、六、八回と何度も得点圏に走者を置いたが、一打が出なかった。
明暗が分かれたのはブルペン陣だった。フィリーズが無失点リレーをつないだのに対して、ブルワーズは七回からマウンドに上がったトビアス・マイヤーズがトレイ・ターナーにタイムリーを浴び、負け投手に。九回にもダメ押しのタイムリーを献上した。ナ・リーグの首位争いを繰り広げるライバルに1勝2敗と、本拠地で負け越しとなった。
ペラルタは直近5先発で、28イニングを投げ、35三振、9安打、(もちろん)無失点という圧巻投球。ブルワーズ史上、オープナーなどを除く、正当な先発投手が5試合連続無失点を達成したのは初めてとなる。(昨季、ジャレッド・コーニグがオープナーとして6試合連続無失点の先発登板を記録)
メジャー全体でも、今季5試合連続で無失点を記録した先発投手はペラルタのみで、ドジャースの大谷翔平、カブスのケイド・ホートンらが4試合連続を達成していた。
ちなみにエライアス社によれば、単一シーズンで29イニング以上連続無失点を記録した最後の投手は、偶然にもこの日先発したフィリーズのスアレス(昨シーズン、32イニング)。ハイレベルな投手戦になったのも納得だ。
